■選奨土木遺産認定を記念した記念碑が完成しました。
▽95年間、町民を支えてきた橋脚をイメージ
3月27日(水)、丸森橋の丸森地区側で、選奨土木遺産に認定された丸森橋の記念碑がお披露目されました。
記念碑は、一見違う石を二つ合わせたように見えますが、どちらも「伊達冠石(だてかんむりいし)」を接着してできています。伊達冠石は、通常、黒檀(こくたん)色ですが、鉄分を多く含む石質から、風化すると石肌が褐色・錆色に変化する特徴があります。記念碑を制作した大蔵山スタジオ株式会社の代表取締役・山田能資(やまだたかすけ)さんは、「町民の想い、歴史を支えてきた橋脚をモチーフに、記念碑を制作しました」と語っていました。
「町を象徴する場所の一つ」と想う住民も多い丸森橋を、これからも大切に守っていきたいとあらためて感じさせられる記念碑です。土台部分にある二次元コードをスマートフォン等で読み取ると、丸森橋の歴史など、詳しい情報が表示されます。皆さんもお近くを通る際には、是非ご覧ください。
▽選奨土木遺産とは
公益社団法人土木学会による認定制度で、土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度に創設。
丸森橋は戦前に作られたプラットトラス道路橋で、宮城県内で唯一現存している石張りの橋脚も特徴的な土木遺産として、令和4年度に認定されました。
■入園・入学おめでとうございます
4月、保育所、こども園、小学校、中学校では入園・入学式等が行われ、期待と不安で胸を膨らませた児童・生徒が、新生活のスタートを切りました。嬉しいこと、楽しいことがいっぱいの園生活、学校生活になりますように!
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