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「最初の配属地が宮城南部復興事務所(まるもり)で本当に良かった」

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宮城県丸森町

■国土交通省 東北地方整備局 宮城南部復興事務所
工務第二課 安藤優太(あんどうゆうた)さん(舘矢間地区出身)
国家公務員として、丸森町の復旧・復興に関わる社会人2年目の安藤優太さん。仕事を決めたきっかけや将来の町の姿など、インタビューしました。

▽仕事(業務内容)を簡単に教えてください
道路事業を担当していて、現在は大張~耕野間の国道349号で、特に被害が大きかった区間(トンネル3本、橋梁3本)の工事の発注やお金の精算をしています。

▽どんな少年時代でしたか
ドライブに連れて行ってもらうのが大好きで、地図を見て理解できるようになってからは地理に興味を持ちました。
また、ドライブで東日本大震災などの被災地を訪れた際に、復興が進みインフラが整備されて便利になっていくのを見て、将来の仕事のイメージが出来上がってきたような気がします。

▽将来の丸森町に何を期待しますか
丸森町は、地域おこし協力隊など町外から移住してくる方が多いイメージがありますので、そういった方々が暮らしやすい町であってほしいです。
私は自然が大好きで、職場の仲間と舟下りや町内の飲食店巡りをしながら町の自然を楽しんでいます。将来は結婚し、子どもができたら田舎の自然の中で子育てしたいと考えています。私と同じように田舎暮らしを考えている方々にとって選択しやすい町であってほしいです。

▽仕事の中で感じたこと・伝えたいことは
私が担当する道路事業は、道路やトンネルが完成したら便利になるので、目に見えてみなさんから評価されますが、河川・砂防事業は、災害が起こらないと効果を発揮しない目立たない仕事です。しかし、人命と財産を守る施設を作る大切な仕事だということを伝えていきたいです。
また、町が作成した地震や洪水などのハザードマップを活用して、家族で話すことが大切だと考えています。できればお子さんから家族に話し、災害が起きる前の備えや、起きたらどう行動するか日頃から話をすることが大切だと思います。昨年、丸森中学校で課外授業を行いましたが、何かをきっかけに家族と話す機会ができれば良いなと思っています。

▽丸森の子どもたちにメッセージを!
「自分の好きなこと」が今の自分に繋がり、日々やりがいを感じながら仕事をしています。もちろん学校の勉強は大切ですが、それにプラスして地域のことを学び、職場体験などを経験して、様々な人と交流して「自分の好きなこと」に繋がるものを見つけてもらいたいです。見つけたらそれに向けて努力してください。

安藤さん、ありがとうございました。今後のご活躍を期待しています!

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