■児童虐待は、社会全体で関わり解決していくべき問題です。
市町村や児童相談所への児童虐待の相談件数は増加の一途をたどり、子どもの命が失われる痛ましい事件が続いています。こうしたことを踏まえ、2020年4月に児童福祉法などの改正などが施行され、子どもに対する体罰が禁止されました。
▽こんなことしていませんか?
・言葉で3回注意したけど、言うことを聞かないので頭を叩いた。
・大切なものにいたずらをしたので、長時間正座をさせた。
・他人のものを盗ったので、お尻を叩いた。
・宿題をしなかったので、夕飯を与えなかった。
また、子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまうことも、子どもへの心理的虐待となります。
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これらはすべて体罰です
▽体罰などの虐待行為が子どもに与える悪影響
親から体罰などの虐待を受けていた子どもは、全く受けていなかった子どもに比べ、「落ち着いて話を聞けない」、「約束を守れない」、「1つのことに集中できない」、「我慢ができない」などの行動問題のリスクが高まります。
▽子育てはいろいろな人の力と共に
・体罰に対する意識を一人一人変えていくとともに、保護者が孤立せず、子どもが育ちやすい社会であるために、寛容さをもって子どもの成長に温かいまなざしを向け、社会全体で子育てを応援していきましょう。
・子どもを育てるには、支援を受けることも必要です。町の子育て支援サービスを積極的に活用しましょう。
・子育ての大変さを保護者だけで抱えるのではなく、子育て世代包括支援センターなどの窓口に相談しましょう。
●町の相談窓口
子ども未来課【電話】34-1225
子育て世代包括支援センター【電話】34-7505
●児童虐待かなと思ったら児童相談所虐待対応ダイヤル
【電話】189(いちはやく)
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