〔やすらぎ からのひとこと〕認知症について知りましょう

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◆認知症ってなに?
認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、脳の司令塔の働きが悪くなったりすることにより、生活する上で支障がある状態がおよそ6ヵ月以上継続している状態のことをいいます。
今後、高齢化が進んでいくと、令和7年には、全国で認知症の人が700万人(65歳以上の約5人に1人)にまで上る見込みです。
認知症は誰でも発症する可能性がある病気です。自分や家族、あるいは友人や知り合いが、いつ認知症になるか分かりません。他人事ではなく、「自分の問題である。」という認識を持つことが大切です。
◆認知症を予防するためには?
生活習慣病を予防・改善することが、認知症の原因であるアルツハイマー病や脳血管障害の予防に効果的です。また、活動的な生活を心掛け、脳に刺激を与えることも認知症を予防するうえでとても大切です。

■認知症予防のポイント!
◇バランスよく食べましょう
栄養不足は老化を進めてしまいます。塩分や脂質の取りすぎに注意して、肉や魚、野菜などバランスの取れた食事を心掛けましょう。
◇体を動かす習慣をつけましょう
体を動かすことで脳への血流が増え、脳細胞の活性化につながります。
◇禁煙を心掛けましょう
たばこは動脈硬化を進め、脳血管障害を引き起こすほか、アルツハイマー病の原因にもなります。
◇脳を活発に使う生活をしましょう
本や新聞などを読む、日記をつける、旅行の計画を立てて実行するなど、頭を使って脳に刺激を与える生活を心掛けましょう。
◇口の中のケアをしましょう
歯みがきや入れ歯の手入れをこまめに行い、健康な歯を保つことは認知症予防につながります。
◇休養をとりましょう
体だけでなく、脳の休養も大切です。1日30分程度の昼寝はアルツハイマー病の予防に効果的です。
◇転倒を防止しましょう
転倒による骨折から寝たきりになり、生活が不活発になることで認知症を招いてしまうことがあります。転びにくい服選びや家の中の段差の解消など転倒予防に心掛けましょう。

▼認知症カフェを開催しています
認知症の当事者だけでなく、家族や地域の人々が一緒になって集まることができるカフェです。さまざまな人が交流を深めることができる場となっています。気軽に参加ください。
▽認知症カフェ「ちょっこら」
楽しい踊りや歌を聴いて、笑顔になろう。
日時：6月27日(火)10時～11時30分
場所：保健福祉センターいきいきホール
講師：レインボーブリッヂ
講演：「華麗なる一族～華麗なるショー～」(10時30分～)

▽初開催!認知症カフェ「ほっこり」
偶数月の第2水曜日に開催します。美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごす交流の場です。講演などのイベントはありません。(認知症について相談もできます。申し込み不要。)
日時：6月14日(水)13時～14時
場所：café♡悠里(悠里館内)
料金：400円(コーヒーとお菓子セット)

問合せ：長寿介護課
【電話】34-1331