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自治体の皆さまへ

わたりゼロカーボンだより

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宮城県亘理町

■第1回「ゼロカーボンってなに?」
最近、テレビや新聞などでよく聞くようになった「ゼロカーボン」という言葉。
みなさんはどういう意味か知っていますか?

「ゼロカーボン」とは、※温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることです。
※“実質ゼロ”とは、温室効果ガスの排出量から吸収量または除去した量を差し引いてゼロにすることを意味します。

温室効果ガスは、二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)といった、地球をあたたかくする働きを持つ気体のことをいい、石油や化石燃料の燃焼を伴う自動車や電気の使用などによって大量に排出されています。そんな温室効果ガスが増えると、地球がどんどんあたたかくなる地球温暖化が進行し、地球にさまざまな影響を及ぼします。

▼地球温暖化が進むとこんな影響が…
▽自然災害で大きな被害が!
大型台風や大雨などの異常気象が発生しやすくなり、さまざまな自然災害が起こります。
▽身のまわりの植物や生きものに変化が!
海の氷が溶けて水位が上がり、陸が減ってしまうことで、動物や植物が住める場所が失われてしまいます。
▽平均気温がどんどん上がる!?
町の1年間の平均気温を昔と今でくらべてみると、1984年の平均気温は10.5℃、2022年の平均気温は12.8℃と、38年間で2.3℃も上がっています。

現在、地球温暖化の進行を防ぐため、世界中でゼロカーボンを目標に掲げ、エネルギーの使用方法の見直しや再生可能エネルギーの利用など、温室効果ガスを減らすさまざまな取り組みが進められています。

その中、町では2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティを目指すことを宣言しました。
ゼロカーボンは、緑豊かな亘理町を守り、未来へ受け継いでいくために大切な取り組みです。一人一人が日々の生活の中でできることを考え、少しずつ温室効果ガスの排出削減に取り組むことが大切です。みんなでゼロカーボンを目指しましょう!

→次号から毎号、ゼロカーボンにつながる取り組みについて紹介します。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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