■郷土の将来像を真剣に語る
中学生ワークショップ
令和8年度からスタートする「第6次亘理町総合発展計画」の策定にあたり、次世代を担う若者の意見を反映するため、町内の各中学校でワークショップが開催されました。
各学校では、3人から6人の2つのグループに分かれ、『わたしが町長になったら』というテーマのもと、町の良いこと・良くないことや将来どんな町にしたいかという理想像を語り合いました。
最後に行われた各グループの発表では、住み良い環境ではあるものの公共交通の利便性の向上や商業施設の誘致の提案など、大人顔負けの意見が出されました。
■子どもが安心できるまちへ
こどもまんなかワークショップ
令和7年度を始期とする「第3期亘理町子ども・子育て支援事業計画」策定にあたり、10月15日に、こどもまんなかワークショップが役場で開催されました。
当日は、町内の中学生と亘理高校生16人が参加し、『放課後をどう過ごしたい?』というテーマのもと、自分たちが安心できる居場所や、放課後、休日にやりたいことなどを話し合いました。
グループ発表では、「放課後も校庭や教室を自由に使いたい」「学習や体験、活動などに要する費用を支援してほしい」などの意見が挙げられました。これらの意見は、計画策定に携わる審議会に報告されます。
■地域に根差した連携目指す
包括連携協定締結
10月17日に役場で、町と株式会社ファミリーマートとの協定締結式が執り行われ、包括連携協定が締結されました。
この協定は、互いの資源を活用することで、地域活性化と町民サービスの向上を目的に締結されたものです。
協定内容には、町の特産品を活用したオリジナル商品の開発・販売や、町民の健康維持と食育の推進、子どもや高齢者への支援などが盛り込まれています。
締結式で山田町長は「人口減少による行政サービスへの影響が懸念されるなか、地域に身近な企業と連携できることは大変心強い」と話しました。
■文化に触れる芸術の秋
第56回亘理町文化祭
11月2日から3日にかけて、中央公民館で第56回亘理町文化祭が開催され、2日間で500人を超える来場がありました。
当日会場では、亘理町芸術文化協会に加盟する団体や住民の作品が所狭しと並び、来場者が制作者へ作品に込めた思いや完成するまでの過程を尋ねる姿が見られました。
またステージでは、太鼓の演奏や洋舞、獅子舞の披露や吹奏楽など、幅広いジャンルの公演が行われ大いに盛り上がるなど、会場の各所で文化を通じた交流が行われていました。
■館内にぎわう文化まつり
図書館・郷土資料館イベント
11月3日の文化の日に、悠里館で図書館まつりとオープンミュージアムが開催されました。
図書館まつりでは、毎年恒例の本のリサイクル市が行われ、来場者が、寄贈本や除籍本の中から、好みに合った本を吟味する様子が見られました。
またオープンミュージアムでは、町指定無形民俗文化財の牛袋法印神楽弓八幡舞と亘理枡取り舞が披露され、吉田小学校の児童たちが枡取り舞に参加し、日頃の練習の成果を発表しました。
来場者は「文化の継承を間近で感じられて感動した。町の伝統芸能を大切にしていってほしい」と話しました。
■笑いで考えるきっかけを
共同参画フォーラム町民のつどい
11月17日に役場で「令和6年度亘理町共同参画フォーラム町民のつどい」が開催され、町民165人が来場しました。
これは、男女共同参画について考えるきっかけを創出するために開催されたものです。
当日は、落語家の六華亭遊花氏を講師に迎え、夫婦のやりとりからなる演目を中心に公演が行われました。
来場者は、随所でうなずいたり、拍手をしたりするなど、会場は終始笑い声に包まれていました。来場者は「夫婦円満のためには、日頃から感謝の気持ちを伝えることが大切だと感じた」と話しました。
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