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NEWS and NEWS

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宮城県亘理町

■あの日から13年
東日本大震災追悼献花
東日本大震災から13年を迎えた3月11日、犠牲者を追悼するための献花台が設置された役場本庁舎に、町内外から多くの方々が献花に訪れました。
また、地震発生時刻の14時46分には、防災無線からの案内のもと、犠牲者へ黙とうが捧げられました。
町では、震災の教訓を生かした地域防災体制の充実強化や、防災訓練などによる防災意識の醸成を図るとともに、有事の際には関係機関が連携し、迅速な災害対応を実践するなど、町民のみなさんの安全で豊かな生活を守るため、引き続き各種事業に取り組んでいきます。

■未来へ旅立つ時
町立中学校卒業式
3月7日、町内の中学校4校で卒業式が行われ、297人が門出を迎えました。
このうち逢隈中学校では87人が卒業を迎え、生徒たちは、思い出が詰まった学び舎との別れを惜しみながら卒業証書を受け取りました。
また、卒業生を代表して細ほそ川かわ龍りゅう星せいさんが「これから歩む道で大きな壁にぶつかるかもしれませんが、逢隈中学校で培った経験と思い出が勇気を与えてくれると信じて前に進んでいきます」と力強く話しました。
式の最後には、卒業生一同による卒業記念合唱が行われ、先生や母校に3年間の感謝と別れを告げました。

■25周年記念に特別な交流を
仙台ERSによる講話・実技
3月10日、佐藤記念体育館で亘理町スポーツ指導者協議会設立25周年記念事業が行われ、町内の小中学生132人が参加しました。
同協議会は、スポーツに関する指導知識や経験、町内チーム同士の交流を深めるために設立したものです。
当日は、25周年記念事業として、仙台89ERSの志村雄彦代表取締役社長と渡部琉選手、澤邉圭太選手を講師に招き、バスケットボールに関するさまざまなトレーニング法を学びました。また澤邉選手が、子どもたちの要望に応えてスリーポイントシュートを披露するなど、会場は大いに盛り上がりました。
参加者は「プロ選手から直接技を教えてもらえて嬉しかった」と話しました。

■親の気持ちになってみよう
親のみちしるべ体験授業
2月27日に吉田中学校、29日に亘理中学校で、親の学びのプログラム「親のみちしるべ」が実施されました。
これは、命の大切さや家族の尊さについて考えることを目的に、子育てサポーターらびっとの会員が講師となって実施している体験授業です。
両日ともに、妊婦体験として重さ3キロのスクールバックを抱えた生徒たちが、日常の動きを体験したほか、人形の赤ちゃんを抱えて感じたことをグループで話し合いました。
生徒は、「今度妊婦さんを見かけたら積極的にサポートしたい。また、私たちを産んで、育ててくれた家族に感謝したい」と話しました。

■徒然草から学ぶ当時の生活
図書館古典講座
3月13日と22日に、悠里館で古典講座「退屈で退屈でしょうがないから…『徒然草』を読む」が開催されました。
これは、古典文学に親しんでもらうことを目的に、図書館が毎年開催しているもので、元宮城県図書館司書の萱場健之氏を講師に迎え、鎌倉時代の随筆「徒然草」を読み解きました。
当日は、参加者らが原文と現代語訳を読み比べながら、当時の生活や人々の考え方について考察しました。
受講者は、「現代の言葉に例えて面白く解説してくれたおかげで、普段読書をしない私でも楽しみながら学ぶことができた」と話していました。

■郷土料理で深める地域内交流
ほっきめし料理教室
2月20日、吉田地区交流センターで「ほっきめし料理教室」が開催されました。
この教室は、町の冬の郷土料理であるほっきめしに愛着を持ってもらうとともに、地域住民同士での交流を深めてほしいという思いから、吉田東部地区まちづくり協議会が毎年開催しているものです。
当日は亘理町食生活改善推進員協議会の協力のもと、24人の参加者がほっきめしや春菊とリンゴの和え物、すまし汁の調理を楽しみました。
参加者は、「とても苦労したが、参加者同士で楽しく調理法を学ぶことができた」と笑顔で話しました。

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