令和元年に全線開通した「みちのく潮風トレイル」が6月9日に5周年を迎えます。これは、青森県八戸市から福島県相馬市までを1本でつなぐ、1,000kmを超えるロングトレイル(長く歩く旅の道)です。
東日本大震災後、環境省の復興事業の一環としてはじまり、本町を含む29の市町村で協力して取り組んできました。全線を歩いたハイカーはおよそ150人で、部分的に利用するハイカーは年間のべ10万人を超えています。
また、みちのく潮風トレイルは英国タイムズ紙で「日本で訪れるべき14の場所」のひとつに選ばれ、世界的にも注目を浴びており、「美しい景観や美味しい食事はもちろん、日常の暮らしなど、東北沿岸のありのままの姿がハイカーにとって一番の魅力です」と紹介されています。
町内では阿武隈橋から四方山展望台をつなぐルートが整備されており、町の自然や歴史、文化を感じることができるバラエティ豊かなルートが人気となっています。もしも町内で大きなバックパックを背負い歩くハイカーを見かけた時は、あたたかく迎え入れ、一緒にこの道を育てていきましょう。
●近隣サテライト施設の紹介
みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター
〒981-1204名取市閖上東3丁目12-1
【電話】022-398-6181
開館時間:
4~11月/9時~17時
12~3月/9時~16時
休館日:火曜日、12月29日~1月3日
問合せ:商工観光課
【電話】34-0513
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