仙台市長 郡 和子
■データを使って、レッツ!健康づくり
減塩しょうゆ・みそ・ソース、無塩パンにカロリーハーフのマヨネーズ・ケチャップ・カレー、糖質ゼロの中華麺・パスタ・そばetc…。近所のスーパーで、これらの商品が並ぶ棚の面積が増えていることに気が付きました。私自身これまであまり関心を持たずにいたからでしょうか、健康志向の食品が増えていることに驚きました。
高齢夫婦のわが家も健康のためにと、あれこれ物色し始めています。また「食品表示」は詳細に見ることを心がけるようにもなりました。パスタ等の麺類は、低糖質の小麦粉商品ばかりでなく、こんにゃくやおからで作られているものもあり、なるほど、これなら小麦アレルギーの方も安心してパスタ料理を楽しめる!と感心しています。宗教上食べられない食品の代替食品の開発も進んでいて、先日、お肉ではない、しかし、まさにお肉のようなハンバーガーを食べました。そのおいしさと食感には驚かされました。
さて、仙台市は「健康の都せんだい」の推進に取り組んでいます。本市は他の政令市と比べ、メタボリックシンドローム該当者・予備群が多いのが特徴で、このほど新たにPHRを活用したプロジェクトを立ち上げました。「せんだい My(マイ) Health(へルス) Log(ログ)」です。PHRとは、パーソナル・ヘルス・レコードの頭文字で、個人の健診結果や処方薬などの情報のこと。アプリを活用しながら、歩数・食事などを記録・管理することで、健康づくりのアドバイスや未来の健康予測が受け取れ、頑張れば抽選でオマケももらえるというものです。
私も朝の散歩を日課にして歩数を増やしているのですが、成果はまだまだ先のよう。しかも、これから年末年始を迎え、寒さも厳しくなり、おいしいものを食べる機会も多くなり…。
健康第一!PHRを上手に活用し、「心」を強く持って楽しみながら頑張ります。
※次回の掲載は3月号を予定しています
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