■被害を最小限にするため
8月8日、宮崎県日向灘を震源とする地震の発生を受け、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。普段よりも大規模地震発生の可能性が高まったとして、1週間地震への備えの再確認が呼びかけられる中、対象地域では宿泊施設のキャンセルが発生するなど、一部で混乱が生じました。
本市でも、千島海溝・日本海溝沿いでマグニチュード(M)7以上の大地震が発生した場合、続いて発生し得る巨大地震に備え「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されます。情報が発表されたときにどうすればよいか、取るべき対応や備えを確認しましょう。
想定震源域およびその周辺でM7.0以上の大地震が起きたら、続いて巨大地震発生の可能性!
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北海道・三陸沖後発地震注意情報発表
1週間程度「防災対応の呼びかけ」が行われる
■後発地震注意情報が発表されたら
通常の生活をしながら、1週間程度巨大地震に備えましょう!
○すぐ避難できる態勢での就寝
安全な部屋で
・すぐ避難できる服装で
・子どもや高齢者等、配慮が必要な人と同室で
○非常持ち出し品の常時携帯
・身分証明書や貴重品は常時携帯
・就寝時は非常持ち出し品を枕元へ
○緊急情報取得体制の確保
音量アップ 電池も確認
・ラジオなどを日頃生活する空間に
・携帯電話等、緊急情報を取得できる端末の音量を上げておく
○日頃からの備えの再確認
・水や食料など備蓄の確認
・避難場所・経路の確認
・家具の固定の確認
○QandA
[Q]後発地震は必ず起こる?
[A]後発地震が発生する確率は100回に1回程度。1週間のうちに必ず発生するとは限りません。
[Q]すぐに避難すべき?
[A]事前避難の呼びかけは行いませんので、すぐに避難する必要はありません。揺れを感じたり津波警報等が出たりした場合に速やかに避難できるよう準備をしてください。
[Q]外出は控えた方が良い?
[A]旅行や外出を控える必要はありません。普段通りの生活や社会経済活動を続けながら、地震の発生に注意し、備えを徹底しましょう。
いざという時に慌てないよう、日頃の備えが最も重要です!
上記の備えは一例です。詳しくは市ホームページをご確認いただくか、お問い合わせください
問合せ:減災推進課
【電話】214・3109【FAX】214・8096
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