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【特集2】暮らしを支えるごみ処理施設―今泉工場の建て替えに向けた検討を進めています

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■安全安心なごみ処理を継続していくために
日常生活を送る上で、毎日必ず出る「ごみ」。本市の家庭ごみの排出量は年間約18万2千トン(令和4年度実績)で、1人1日当たり、約450グラムのごみを排出している計算になります。
市では、排出されたごみをごみ処理施設へ運び、焼却します。現在、市内にあるごみ処理施設は今泉工場、葛岡工場、松森工場の3つ。各施設では、搬入されたごみを焼却するだけでなく、ごみを焼却した時に発生する熱を、発電や隣接する温水プールへの供給等に有効活用しています。また、施設見学などを通した環境学習にも積極的に取り組んでいます。
3つの施設のうち、昭和60年に稼働を開始した今泉工場は、これまで2度の大規模改修を実施してきましたが、老朽化が進んでいることなどから、令和13年度の稼働を目標として建て替えを行うこととしました。3月には、建て替えの基本的な考え方や整備方針を定めた「今泉工場建替(たてかえ)基本構想」を策定。今後、基本計画の策定に向けて、より具体的な整備内容などの検討を進めていきます。
私たちの暮らしに欠かすことができないごみ処理施設。エネルギーの利活用など、環境にも配慮しながら、将来にわたり安定的で効率的なごみ処理体制を構築していきます。

■今泉工場建替基本構想
市では、市民の皆さんからの意見を踏まえ、「今泉工場建替基本構想」を策定しました。現地での建て替えを行うことや、以下の4つの基本方針などを定めています。

○基本方針のポイント
(1)安全安心かつ安定的にごみを処理する施設
(2)周辺環境との調和に配慮し、循環型・脱炭素社会の実現に寄与する施設
・省エネルギー設備の導入や発電能力の向上などにより、優れた環境性能を有する施設を目指します
(3)経済性に優れた施設
・民間事業者を活用し、維持管理等に係るコストの低減やサービスの向上を図ります
(4)災害に対して強靱(きょうじん)な施設
・強固な耐震対策や浸水対策の実施など、災害発生時も稼働を継続できる施設を目指します
※基本構想の内容や検討状況など詳しくは、市ホームページをご覧ください

■ご注意ください! リチウムイオン電池等による火災が発生しています
リチウムイオン電池等の小型充電式電池がごみ袋の中に混入し、ごみ収集車やごみ処理施設で発火する事故が発生しています。適切に分別して排出するようお願いします。

○対象 小型充電式電池
※小型充電式電池が本体から取り外せない小型家電(スマートフォン、モバイルバッテリーなど)も含む

○出し方
電池・電池が本体から取り外せない小型家電の、端子部分にテープを貼って絶縁

透明な袋に入れる

「缶・びん・ペットボトルの日」に黄色い回収箱へ

問合せ:
[ごみ処理施設について]環境局施設課【電話】214・8241【FAX】214・8249
[リチウムイオン電池等の出し方について]家庭ごみ減量課【電話】214・8227【FAX】214・8277

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