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市政トピックス

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■祭りを通して「絆」を実感―「東北絆まつり」開催
東北6市の祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が6月8日・9日に開催され、2日間で約57万2千人が来場しました。東北絆まつりは東日本大震災からの復興を願う「東北六魂祭(とうほくろっこんさい)」の後継イベントで、仙台では7年ぶり2回目の開催となります。
1日目は、西公園や青葉山公園などを会場にステージイベントが行われ、東北6市の祭りや伝統芸能が披露されたほか、市中心部のアーケードでは「一番町商店街流し踊り」が行われました。
2日目には、祭りの最大の見どころ「東北絆まつりパレード」が行われ、仙台七夕まつり・青森ねぶた祭・秋田竿燈まつり・盛岡さんさ踊り・山形花笠まつり・福島わらじまつりの6祭りが定禅寺通から東二番丁通りの間を往復。この日のために準備してきた迫力ある演舞が披露され、沿道の観客を盛り上げました。
このほか、祭り期間中を通して、東北の食の魅力を集めたブースや能登半島地震の被災地を支援するブースも出店されました。
東北絆まつりは、来年の「大阪・関西万博」でパレードの披露などの出展を行い、再来年には盛岡市での開催を予定しています。

■誰もが活躍できるまちへ―ダイバーシティ推進会議開催
本市が世界標準のダイバーシティまちづくりを進めるための指針を策定するにあたり、有識者等から意見を聴取するため「ダイバーシティ推進会議」を設置しました。この会議は国際化や福祉、男女共同参画等の学識経験者や実業家12人で構成されており、本年度内に4回の会議を予定しています。
6月2日に開催された第1回会議では、ダイバーシティまちづくりを実現するために必要な視点等について意見交換が行われました。郡市長は「世界を意識したダイバーシティまちづくりを進め、本市の景色を包容力のある魅力的なものに変えていきたい」と決意を語りました。委員からは「誰もが自分らしく生きられるよう、これまでの働き方や生き方を社会全体で変えていくことが必要」、「ダイバーシティの観点からさまざまな施策に横串を通す取り組みが重要」などの意見が出ました。
国籍や性別、障害の有無などにかかわらず、全ての人が力を発揮できるまちの実現を目指し、指針の策定に向けて議論を重ねていきます。

■街中にポケモンが出現!ポケモンGOフェスト2024
スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO(ゴー)」のイベント「Pokémon(ポケモン) GO Fest(フェスト)2024:仙台」が、5月30日から6月2日まで七北田公園をメイン会場に開催されました。国内外から多くのプレーヤーが訪れ、初日から3日間で26万人以上が参加しました。
イベントに合わせて、市ではさまざまなコラボレーション企画を実施。街歩きを通して食や景観、歴史などの魅力を再発見できる「ポケモンGO公式ルート」が仙台城跡や秋保温泉周辺など市内10カ所に登場したほか、イベント仕様のるーぷる仙台・地下鉄共通一日乗車券を販売しました。開催期間中、市内各所で参加者同士が交流しながら、ゲームを楽しむ姿が見られました。

■観客参加し一体感―「仙台・青葉まつり」
今年で40回の節目を迎えた「仙台・青葉まつり」が、5月18日・19日に開催され、新緑輝く杜の都にすずめ踊りのにぎやかなお囃はやし子が響き渡りました。
初日の「宵まつり」では、定禅寺通をはじめ勾当台公園市民広場や元鍛冶丁公園などで演舞が行われたほか、観客の飛び入り参加イベントや演舞の審査などの企画が5年ぶりに再開。お囃子に合わせ、踊り手たちが息の合った演舞を披露しました。
2日目の「本まつり」では「時代絵巻巡行」が行われ、伊達政宗公らの時代行列を先頭に、豪華絢爛(けんらん)な10基の山鉾(やまぼこ)、色とりどりの法被(はっぴ)に身を包んだ踊り手によるすずめ踊り大流しが続きました。また、今年は10年ぶりに歴史姉妹都市・宇和島市から伝統文化「牛鬼(うしおに)」が参加。長い首を振り下ろすと、沿道の観客から大きな歓声が上がりました。
祭りには2日間で約93万3千人が来場し、まちは活気に満ちあふれていました。

■観光レジリエンスサミットの開催地に決定しました
11月9日から3日間開催される「観光レジリエンスサミット」の開催地として、本市が選定されました。このサミットは、観光庁が国際連合の専門機関である世界観光機関と連携して開催する国際会議で、観光分野における自然災害や感染症等の危機に対する強靭(きょうじん)性(レジリエンス)をテーマに議論が行われる予定です。
市では、会議の受け入れ準備を進めるため、6月1日付で文化観光局観光交流部内に課相当の「観光レジリエンスサミット推進室」を新設しました。今後、会議の成功に向け、関係機関と連携して準備を行うとともに、交流人口の拡大を目指し、歓迎事業を企画するなど、本市の魅力を海外の皆さまに発信できるよう取り組んでいきます。

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