「フレイル」とは、加齢により筋力や認知機能、社会とのつながりが低下した状態のことで、「健康」と「要介護」の中間の状態と言われています。
長く健康でいるためには、早めの対策が大切。市では、フレイル予防の3つの柱「栄養・口腔(こうくう)」「運動」「社会参加」に特化した新事業を開始しました。
■運動習慣が身に付く フレイル予防応援教室
市内のフィットネスクラブなど20カ所で開催している運動教室です。週1回・2時間程度、身体機能の改善に向けた運動を行います。
期間(第2期):10月1日(火)~12月31日(火)(全12回)
対象:市内にお住まいの身体機能の低下を感じている65歳以上の方(他にも要件あり)
申込方法:電話でお住まいの地域の地域包括支援センターまたは各実施施設へ
○セントラルウェルネスクラブ24仙台南小泉 インストラクター 嵯峨 淳子さん
心身の健康のためには、「笑顔」で運動することがとても大切です。教室は和気あいあいとした雰囲気で、最初は不安そうだった方も参加するたびに生き生きしていくのが伝わってきます。この教室への参加をきっかけに、普段の生活でも外出や運動の習慣を身に付けてほしいと思います。
■元気な暮らしを取り戻すためのトータルサポート 訪問・通所連動型短期集中予防サービス
リハビリ専門職等がご自宅を訪問して、生活状況を確認。利用者ごとの課題を踏まえた個別の介護予防プログラム(運動や栄養改善、口腔ケアなど)を、通所により3カ月間継続して行います。
期間(第2期):10月1日(火)~12月31日(火)(全12回)
対象:市内にお住まいで、要支援1・2と認定された方、または豊齢力チェックリスト(※)により事業対象者と認定された方(他にも要件あり)
申込方法:電話でお住まいの地域の地域包括支援センターへ
※豊齢力チェックリスト:介護予防の視点から、生活機能に関する確認を行うための質問票
・いずれも費用は無料です。申込要件や実施施設、お住まいの地域の地域包括支援センター等、詳しくは市ホームページをご覧いただくか、お問い合わせください
・本紙32ページの「古今東西ぐんぐん行きます!」では、地域で行われているフレイル予防活動についても取り上げています
■9月は認知症月間9月21日は認知症の日です
「認知症になっても、ともに希望を持って生きることができる」という新しい認知症の捉え方を広めるための動画を公開しています。
詳しくは市ホームページをご覧ください
問合せ:地域包括ケア推進課
【電話】214・8317【FAX】214・8980
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