「十符人(とふと)」では、毎月、利府の魅力づくりや魅力発信に貢献している方を取り上げていきます。
■青少年育成利府町民会議 会長
貝山 昭子(かいやま しょうこ)さん(利府町社会教育委員議長・利府町婦人会会長)
昭和18年(1943年)山梨県に生まれ、結婚を機に仙台市に移住。昭和55年に利府町に転居。昭和57年に利府町青少年育成推進指導員となり、昭和61年に利府町民議会役員、令和4年に同会会長に就任。平成29年利府町社会教育委員議長、令和2年利府町婦人会会長就任。
◇子ども達の未来をともに考え、一人ひとりの幸せをサポート。
40年以上にわたり青少年の健全育成のため様々な活動を続けてこられた青少年育成利府町民会議・会長の貝山さん。文部科学省の事業『心の教室相談員』では学校に通うことが難しいお子さんのお宅に伺い、本人や保護者の方と会話しながら将来の社会的自立をサポート。「それぞれの事情を抱えるお子さんの人生の一部に関わる中で、一人ひとりが将来幸せに生活できる方向に導いてあげられるよう相談に応じてきました。以前関わった方に街で声をかけられ、感謝の言葉をもらえた時などは本当にうれしく思います」と話します。PTA活動をきっかけに青少年の非行抑止等の活動に携わり、青少年育成推進指導員、利府町民会議役員を務める一方、平成12年から『心の教室相談員』に。社会教育専門指導員の資格を取得し、家庭教育相談員養成講座なども受講。「利府町独自の『町は一つの学校』という教育方針、またスクールシップ(※)や利府クリーンクラブ等の活動は、県下に誇れる素晴らしい事業だと思います。万引き防止キャンペーンやあいさつ運動などは、皆様のご協力のもと町民会議の事業として展開させていただいています。青少年の健全育成ということだけではなく、若い方もご高齢の方もその日の出会いを大切に、心を開いてお互いに声をかけあい、明るく楽しく毎日をお過ごしいただきたいですね」とお話くださいました。
(※)町内の小・中学校が協力体制を構築し、緊密な連携をとることで教職員の指導力や家庭の教育力の向上を図ろうというもの。
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