十符人(とふと)

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「十符人(とふと)」では、毎月、利府の魅力づくりや魅力発信に貢献している方を取り上げていきます。

■女声コーラスグループ・ウォールナッツハーモニー代表
大泉　泰子(おおいずみ　たいこ)さん
2001年に『グランディ・21』で開催された『新世紀・みやぎ国体』の開会式における演奏に向けて結成された利府町立利府小学校の『マーチングバンド・くるみ』の指導者と保護者有志により、2002年に立ち上げ。以後20年以上にわたり『利府町文化祭』、『二十歳を祝う会』(旧成人式)などさまざまな催しに協力し、まちの文化振興に貢献。

◇歌声に〝こころ〞をのせてまちとひとの絆をつなぐ。
コロナ禍がようやく落ち着き、今年の『二十歳を祝う会』で3年振りに歌うことになったウォールナッツハーモニーの皆さん。「新しい試みに〝一緒に歌で新成人をお祝いしませんか?〞と一般公募したところ、中学生から80代の方まで33名が集まり、とても感動的な会になりました」と、代表の大泉さん。「仲間との絆を大切に、歌声と〝こころ〞をひとつにすることで、感動が生まれます」とその魅力を話します。同女声コーラスグループは、平成13年の『新世紀・みやぎ国体』の開会式で素晴らしい演奏を披露した利府町立利府小学校の『マーチングバンド・くるみ(※1)』の指導に当たった市川圭先生(※2)と、大泉さんをはじめとする保護者有志が平成14年に結成。以後20年以上にわたって『利府町文化祭』など町の催しはもちろん、町外の音楽祭でもその美しい歌声を届けています。ソプラノ4名、メゾソプラノ3名、アルト3名で、半数は発足当初から活動。ピアノ伴奏から編曲・作曲まで担う佐藤開生さんは『くるみ』の初代メンバーで、お母さまもコーラスの一員。「立ち上げ当初は手探り状態でしたが、親の会をはじめとするたくさんの方々にさまざまな協力をいただきました」と市川先生。「6月9日『20周年記念コンサート』を開催します。ぜひ、お越しください。また、メンバーも募集しています!」と、お話いただきました。

(※1)現在は、『利府小Jr.マーチング隊くるみ』。
(※2)現在は仙台市内の小学校に勤務。