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十符人(とふと)

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宮城県利府町

「十符人(とふと)」では、毎月、利府の魅力づくりや魅力発信に貢献している方を取り上げていきます。

■利府町ノルディックウォーキング(Nordic Walking)“歩こう会”
長内 哲夫(おさない てつお)さん
1945年生まれ、仙台市出身。1997年、利府町に転居。定年退職後、2009年に町で主催した健康運動サポーター養成講座の受講をきっかけに同会を立ち上げ。2013年、NPO法人日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)(※1)認定講師資格を取得。

◇季節を感じ、仲間と歩く。楽しみながら健康づくり。
「実は、運動するのも、歩くのも、大嫌いだったんです」と笑うのは、利府町ノルディックウォーキング(Nordic Walking)〝歩こう会〞リーダーの長内哲夫さん。ノルディックウォーキングとは、2本のポールを使って歩く、腰痛や歩行、生活習慣病の予防にも効果的な、誰でも手軽に楽しめる運動。平成21年に町で主催した「健康運動サポーター養成講座」をきっかけに、有志メンバー10名で同会を立ち上げ。以後15年にわたって活動を続け、登録会員数は現在120名。「皆さん、とても楽しそうに参加していますね」と長内さん。活動は毎週木曜日の午前中(※2)、毎回70代を中心に40〜50名が参加し、主に県民の森をウォーキング。歩き方の指導はもちろん、時には青麻神社への初詣や多賀城のあやめ園、松島などへも足を伸ばし、梅、カタクリと、季節の花も楽しみながら歩けるよう、その都度下見をしてコースを検討するのも長内さんの役割。「県民の森は、紅葉も素晴らしいんですよ。歩くだけでなく、写真撮影をしたり、仲間とのおしゃべりを楽しんだり、ストレスの発散にもいいですね」と話します。以前は5分も歩けないほどの腰痛を抱えていたという長内さん。「今は2〜3時間でも平気で歩けるようになりました。歩けないと生活が大変だし、何より毎日が楽しくないですよね」と、笑顔でお話くださいました。

(※1)「国際ノルディックウォーキング連盟」から公認された日本唯一の協会。
(※2)正月、お盆、GWを除く毎週木曜日午前10時~2時間程度。7・8月のみ熱中症対策のため午前9時開始。参加無料。

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