11月10日(日)に、第2回利府スポーツ流鏑馬大会(会場…多目的運動場)・利府ラリー2024(会場…イオンモール新利府南館および町内公道)・髙田式体育教室(会場…利府中学校体育館)が同日開催され、当日は多くの参加者や来場者で町全体が盛り上がっていました。
■利府ラリー2024
公道をラリーコースとした競技のほか、ボンネットバスの同乗体験なども行われました。ラリー開始前には来場者が集まる中、ラリーカーが1台ずつ出発するセレモニアルスタートもあり、来場者約1,000人の熱気で会場は包まれていました。
■髙田式体育教室
50組100人の親子が参加し、アマチュアレスリングの要素を取り入れたプログラムをとおして、家族の触れ合いを楽しんでいました。
◇髙田 延彦(たかだ のぶひこ)さん
昨今、親子の会話やスキンシップが少なくなってきている中で、親子1組となって約3時間のスキンシップを含めた運動をとおし、ガラッと親子関係が変わることを期待するとともに、参加者全員に楽しんでいただけたらと思い、開催しています。事前に利府町はスポーツに力を入れている町だと伺っていましたが、実際に街並みや環境をみても本当に良い町だと感じましたし、全国的に人口減少が叫ばれている中で、今後も活気ある町であり続けていくと思います。また機会がありましたら、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
■第2回利府スポーツ流鏑馬大会
大会選手による競技や様々な体験ブースのほか、応募された一般の方がスポーツ流鏑馬に挑戦する「大会参加チャレンジ」などの催しがあり、約2,700人の方々にご来場いただきました。また、当日は利府町スポーツイベントボランティアや利府高校、東北福祉大学の学生の方々にボランティアとして大会運営にご協力をいただきました。
◆伊達印西派弓術研究会にご協力いただきました
◇伊達印西派弓術研究会 主宰
黒須 憲(くろす けん)さん
町内で2回目となる本大会が晴天のもと開催され、嬉しく思います。この取組みが地域のイベントとして、また弓術の発展のために定着していけばいいなと考えています。当日は記念演武として、全国で数グループしか伝えていない、現代の弓道のもととなった弓術の型の披露を行ったほか、弓道体験を催し、たくさんの人に弓術・弓道に触れていただくことができました。
◆大会関係者にインタビューしました
◇十和田流鏑馬観光連盟
上村 鮎子(かみむら あゆこ)さん
スポーツ流鏑馬をとおして、馬の存在価値を多くの方々に理解していただけたのかなと感じています。馬は、観光はもちろん、スポーツ・教育・福祉に波及していく力を持っていると思うので、イベントをとおして利府から世界に日本の馬の良さを発信できればと思っています。
◇弓師
杣 友重(そま ともしげ)(本名…友介(ゆうすけ))さん
弓づくりの実演を見ていただいたり、実際に弓に触れていただいたりすることで、弓道や流鏑馬のみならず弓に触れることの楽しさを伝えられたら嬉しいです。
[大会チャレンジ参加者]
◇フィリッペ・フクタニさん
ずっとやってみたいと思っていた活動だったので、すごく良い機会になりました。機会があればまた参加したいと思いました。
◇米須 航汰(こめす こうた)さん(利府高生)
初めて流鏑馬を体験しましたが、弓道と比べて馬に乗っている分スピードがあり難しかったです。その中でも4射皆中でき、とても楽しかったのでまた体験したいです。
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