■「名取市商工会の会長として、周囲の皆様のため全力を尽くしてきました」
名取市商工会 会長 小島哲夫さん
「生まれ育った地元名取のために、自分にできることを模索しました」。そのように話すのは名取市商工会長の小島哲夫さん。平成18年から会長を務め、今年で6期18年になる。株式会社センコンエンタープライズの役員を務めながら「名取市のため」という想いを持ち名取市商工会長を引き受けた。
地域の商工業者の支援を行っている商工会において、地元企業の声を聴くことが最も大切なことのひとつだと小島さんは考える。地元企業を訪ねて状況を知ったり、困りごとを聞くことで自分にできることを模索してきた。東日本大震災が発生してからは避難所に通いつめ被災事業者の声を聴き、下余田仮設工業団地建設のために尽力した。
これまで地元事業者のために奔走してきた小島さんは「復興して盛り上がりを見せる沿岸部と、名取熊野三社など歴史を感じることができる市西部。市全体を盛り上げるため、これからは市中心部にさらなる賑わいを創出していきたい」と市の未来にも目を向ける。
名取市に住む方に向け、小島さんは「歴史や文化を知り、地元への愛を深めてほしい。それが市の更なるにぎわいにつながると思います」と話す。小島さんの地元名取市が誰にとっても”愛されるふるさとなとり”となることを願って。
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