お宅には消火器が設置してありますか?ほとんどの火災は、最初は消せる小さな火です。火災は初期消火が重要なポイントです。
一般家庭には、設置の義務はありませんが名取市火災予防条例で、「住居の用に供する建築物の居住者は、地震時の出火その他の火災に備え、消火器具等を設置するよう努めなければならない」と規定されています。より安心して生活するために消火器の設置をお願いします。
お店などで見られる消火器は、本紙またはPDF版掲載の写真の業務用消火器と呼ばれていて、本体の色が赤と規定されています。放射時間は13秒から16秒位です。消火器はあくまでも初期消火器具です。使用期限はすべて10年で、使いやすい大きさの物を選んでください。
■消火器には、加圧式と蓄圧式があるのをご存知ですか(圧力計が付いているのが蓄圧式です)
○蓄圧式消火器
本体に一定の圧力が常にかかっていて、圧力計を見れば、使用可能か分かります。破裂のリスクが少なく、レバーを握っている間だけ消火剤を放出します。小さな力でも使用可能です。
○加圧式消火器
本体に高圧のガスボンベが装備されていて高いガス圧で一気に薬剤を放射し消火します。古くなり腐食が進んだ消火器は、レバーを握った際に破裂してけがをすることもあります。
○住宅用消火器
コンパクトで使いやすく、女性や高齢者でも簡単に扱えます。普通火災・天ぷら油火災・ストーブ火災・電気火災に適応しています。使用期限は約5年です。
○エアゾール式簡易消火具
軽量でスプレーのように使用できるので誰でも使いやすいのが特長です。天ぷら油などの初期消火に向いています。全部出し切れば一般ごみとして処分できます。
■消火器の処分
一般のごみに出さず「消火器リサイクル推進センター」のホームページで確認するか、消防本部予防課へお問い合わせください。
問合せ:消防本部予防課予防係
【電話】382-0242
■株式会社オイルプラントナトリより車両を寄贈されました
株式会社オイルプラントナトリから、消防本部に8人乗り乗用車をご寄贈していただきました。
消防本部の事務用公用車として活用させていただきます。
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