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名取人 第13回

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宮城県名取市

■「空道がなければ今の私はいない 関わったすべての人に感謝しています」
名取市空道協会 理事長 佐藤 繁樹さん

「子どもたちには、何か夢中になれることを見つけて欲しい。物事に打ち込んだ先に見える景色を見せてあげたい」。そう話すのは、なとりこどもファンドの大人アドバイザーとして子どもたちを支えた佐藤繁樹さん。名取市空道協会理事長で、空道の国際大会で金メダルを獲得した実力者だ。現在は約60人の子どもたちに空道を教える師範でもある。
佐藤さんが空道と出会ったのは18歳の頃。高校時代、部活動に取り組んでいなかった佐藤さん。卒業式に臨む友人たちがとても良い表情をして、部活の後輩に送り出される様子を見て「おれは高校3年間何をしていたんだろう」と後悔を覚えたそう。「このままで終わりたくない」。そう心に決めた佐藤さんは卒業後、就職した職場を3カ月で辞め、空道の世界に足を踏み入れた。
「空道は人生そのものです」。そう話す佐藤さん。空道の試合では、自分一人で考えながら戦わなければならない。子どもたちが大人になっても、自分で考えながら生きられるようになってほしいと思いを言葉にする。
「子どもたちが夢中になれるものを見つけ、良い表情で毎日を過ごしてほしい」。子どもたちの可能性と未来を信じ、子どもたちと接する佐藤さんの表情は希望にあふれる。

名取市空道協会について詳しくは、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。(名取市・岩沼市空道協会ホームページ)

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