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自治体の皆さまへ

名取人 第15回

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宮城県名取市

■「消防団活動を通してたくさんの方と知り合い、人生を学ぶことができました」
名取市消防団 団長 根元 勝治さん

「消防団の活動では、どんな過酷な現場でも、地域の皆さまからの「ありがとう」の一言で力が湧いてきます」。そう話すのは消防団団長の根元勝治さん。「少しでも地域に貢献したい」という想いから昭和58年に消防団へ入団。前団長の辞職願に伴い、消防団総意の推薦により、今年4月から消防団長に任命された。
消防団の考え方の一つに「自分たちのまちは自分たちで守る」というものがある。その考えを実現するためには、消防団を活性化し、活動しやすい体制を整えることが大切だと根元さんは考える。
隊で活動する消防団では、チームワークが大切である。近年はコロナ禍により、団員同士の交流を深めることに苦労した。根元さんは「今後は、仲間同士の信頼を深めるため、団員と協議しながら活動を模索していきます」と今後の方針を語る。近年、毎年のように発生している地震や豪雨などによる自然災害。多くの消防団員が出動し、救出救助活動や避難誘導などに当たる。地域を熟知した消防団員の活動は、多くの人命を救うなど成果を上げており、高い期待が寄せられる。
「消防団は団員の減少という大きな課題に直面しています。名取市を一緒に守っていきましょう」。根元さんは地域の安全と住民の命を守るため、尽力する。

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