■「二十歳を祝う会を“再会”と“思い出”の場に。」
令和6年「名取市二十歳を祝う会」実行委員会
委員長 小川 琉世さん
副委員長 橋浦 優大さん
委員 小野寺 琉夏さん
委員 鈴木 深月さん
委員 髙橋 楓さん
委員 伊藤 留衣さん
二十歳を祝う会の開催に向けて昨年10月から準備を進めてきたのは、6人の実行委員。大学生や専門学生、社会人など、さまざまな環境に身を置く二十歳が集まりました。
「再会した皆さんの“思い出”に残る場を作りたい」と開催への思いを語ったのは、実行委員長の小川琉世さん。ジュニアリーダーやボランティア活動で企画や運営を行った経験を生かしたいと思い、委員に立候補したそうです。
副実行委員長を務めたのは橋浦優大さん。「とにかく楽しい会にしたい」と意気込みを語りました。
開催に至るまでさまざまな困難に立ち向かってきた実行委員の皆さん。意見の食い違いでなかなか企画がまとまらず、方向性に悩むこともあったそうです。しかし委員の小野寺琉夏さんは「責任感を持つことができたことは、とてもいい経験でした」と笑顔。他の委員も口々に「大変だと思うことはあまりなかったです」「友達が出来てよかった!」と話します。思いを一つにし、強い絆で結ばれた委員会になりました。
昨年度から実行委員会形式で開催されるようになった二十歳を祝う会。学校や仕事の合間を縫って何度も集まり、オープニングアトラクションとして「今日の主役にインタビュー!」、第二部では「二十歳記念ビンゴ大会」を企画しました。
―実行委員の皆さんに将来の夢や家族への一言を聞きました―
・好きな「話すこと」を生かして、声を使った仕事をしたい(小川さん)
・消防士になりたい(橋浦さん)
・誰かに影響を与えられるような人になりたい(小野寺さん)
・得意なことを生かせる職業に就きたい(鈴木さん)
・母の手一つで、ここまで育ててくれてありがとう(髙橋さん)
・虐待などで苦しむ子どもがいたら誰よりも早くみつけてあげられるような保育士になりたい(伊藤さん)
家族への感謝の言葉として、小川さんは「お母さん、毎日ごはんを作ってくれてありがとう。お父さん、やりたい事に付き合ってくれてありがとう」、橋浦さんは「育ててくれてありがとう」と話しました。
別々の中学校を卒業し、二十歳を祝う会をきっかけに絆を深めた6人は、晴れやかな表情で未来へと進み始めました。
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