名取市長
山田司郎(やまだしろう)
「愛されるふるさとを未来へ」
7月25日から三期目の任期に入り、気持ちも新たに市政のかじ取りを担わせていただいております。
市長として、名取市が持つ高い可能性をさらなる高みに引き上げるとともに、避けて通れない地域課題に真正面から取り組み、名取市が20年先においても持続可能なまちであり続けられるよう精進を重ねてまいります。
さて、最近は名取市内で相次いで熊の目撃情報が寄せられるようになり、宮城県においても「クマ出没警報」が発令されました。
西側の山手のみならず、先月は十三塚公園付近でも目撃され、スポーツ施設や公園の遊具を一時使用停止にする措置をとらざるを得ませんでした。
名取市は豊かな自然と産業、人の暮らしが調和した素晴らしいまちですが、これまでもイノシシによる農作物への被害や、ムクドリによる騒音やフン害など、いわゆる鳥獣害に悩まされてもきました。
それらに加えて今回の熊の目撃情報です。
市として「名取市鳥獣被害対策実施隊」と連携を密にし、熊の捕獲に係る出動のルール化や、捕獲に必要な熊檻など、必要な態勢整備について検討を進めていきます。
自然との共生は口で言うほど簡単ではありませんが、名取市が持続可能なまちであり続けるために、環境との調和は必要不可欠なテーマです。
愛されるふるさとを、未来へ。自然の中に生きる動物たちとの共生について、今後も意を用いてまいります。
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