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市長コラム 縦走

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宮城県名取市

名取市長
山田 司郎(やまだ しろう)

「産・学・官の共創を前へ」
産学官連携とは、企業(産)と教育機関(学)、行政(官)が連携して、新技術や新製品の開発等を行うことです。
名取市では、多様な主体による市民本位のまちづくりを基本理念に、産学官連携事業にも積極的に取り組んできました。
例えば、海外出身者向けの公共施設見学会や増田川ハイキングマップの制作、子どもファンド事業への協力やなとりん号の車両デザインなど、連携は多岐にわたります。
ところで、皆さんは「シー・ラッスー」をご存じですか?
閖上「北限のしらす」のイメージキャラクターで、35歳(独身)。人見知りだけど情熱的で「閖上としらすのためには命をかける!」が口癖のキモカワ?キャラです。
最近は着ぐるみも登場し、各種イベント会場で閖上しらすを売り込みをしています。
このシー・ラッスーも、有限会社まるしげと尚絅学院大学、名取市の産学官連携事業「とびだせ!閖上しらすプロジェクト」から生まれた「北限のしらす」のイメージキャラクターです。
今年の連携事業では、せり鍋のフリーズドライ化にも挑戦するようです。
本市特産品のせりは、植物防疫や品種保護の観点から海外への輸出には高いハードルがありますが、もし一定の品質や食味が確保された上でフリーズドライ化が実現できれば、新たな可能性が広がることになります。
これからも産・学・官それぞれの強みを生かした「共創」を前に進め、イノベーションの創出と地域課題の解決を図り、名取市のポテンシャルを高めてまいります。

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