■[第43回]築地塀の版築作業が始まりました!
多賀城南門の両脇に取り付く築地塀の復元工事の中で、版築(はんちく)作業が本格的に始まりました。版築とは、土を何層も強く突き固めて積み上げる工法で、1ブロック(約3メートル×2.7メートル)の範囲の中で1層ずつ突き固めていきます。
1層あたりの用土量は約1トン、用土混合作業に約1時間、用土搬入に約1時間、突き固める時間に約1時間かかり、1日で2層ずつ作業が進む形になります。
現在は、南門東側の築地塀の1ブロック目の作業が進んでおり、約1.8メートルの高さまで突き固められています。今夏の猛暑の中で現場の職人達が一所懸命に作業を行っています。
問合せ:文化財課文化財係
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