■[第44回]版築工事と南門北側工事の様子
7月から始まった南門両側の築地塀工事のうち、1ブロック目の版築(はんちく)作業が終わりましたので、その様子をお伝えします。本紙25ページの写真(1)のように、3メートルを超える高さまで、毎日1ブロックあたり10人前後で用土作り、敷き均し、突き固めを繰り返し行い、1層1層積み上げた様子がうかがえます。今後は、残りのブロックもそれぞれ52層にわたって版築を積み上げていきます。
また、現在本紙25ページの写真(2)のように、地形修復工事の一環で南門北側の工事も進めています。南門から北側の政庁に向かって延びる「政庁南大路」の一部や、南門周辺の園路整備などの工事を行っています。
問合せ:文化財課文化財係
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