■あなたも作ってみませんか?古代兵士装束
2024(令和6)年に多賀城が創建されてから1300年を迎えることを記念し、現在、さまざまな文化プログラムを実施しています。この事業を通し、皆さまに多賀城の歴史、文化、芸術にたくさん触れていただきたいと思っています。
今回紹介するのは、その取り組みの一つ「古代多賀城における兵士儀式の再現プロジェクト」です。
奈良時代などの兵士の装束である挂甲(けいこう)を復元し、令和6年11月月1日に予定している多賀城創建1300年記念式典では、復元した挂甲を着用して古代の兵士儀式を再現します。
また、体感プログラムとして、建設予定の多賀城南門ガイダンス施設にて挂甲の着用体験も計画中です。多賀城にお住いの人はもちろん、多賀城を訪れた多くの人に古代多賀城の悠久の歴史を体感していただきたいと思います。
挂甲の復元は、一つ一つ手作業で行っています。今年の3月には、実際に制作ワークショップを実施し、34人に参加していただきました。
小札(こざね)と呼ばれる穴の空いた札に紐を通すことで繋げていく挂甲は、紐の通し方さえ理解してしまえば小さな子どもから高齢者まで、どなたにでも簡単に作ることができます。
今回は、そんな挂甲の制作をお手伝いしていただける人や団体を募集します。
興味のある人は、公式ホームページで詳細を確認していただき、市民文化創造課まで問い合わせてください。
あなたの作った挂甲が、実際に記念式典で着用されるかもしれません。
問合せ:問市民文化創造課文化創造係
【電話】368-2084
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