11月1日(金)、連綿と受け継がれてきた悠久の歴史文化を支え、自然を守ってきた先人への感謝と未来へのメッセージを込めた多賀城創建千三百年記念式典が多賀城跡城前官衙で開催されました。
約500人が参加した式典では、市民の皆さんに開式宣言、古代儀式の行列、司会進行などを行っていただきました。
古代の行事や儀式を再現したアートプログラムでは、「天地創造」から「多賀城創建の儀」までを雅楽や踊りで幻想的に表現したほか、大野東人(おおののあずまひと)に扮した市民が「陸奥国(むつのくに)の賀(よろこ)び多きを願い神亀元年 多賀城を創建す」と朗誦しました。
また、「多賀城の子どもたち」の代表として、多賀城中学校2年生の髙畑結乃さんと佐藤新さんによる、千年先の未来の子どもたちや東北の地に生きる人々に伝えたい思い、メッセージが発信され、最後に、出演者が白い鳩の風船を飛ばし、参加者が空を見上げながらフィナーレを迎えました。
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