成年年齢の引き下げによって、18歳(成年)になったら親の同意を得なくても、さまざまな契約をすることができるようになります。
例:
・携帯電話の契約
・ローンの締結
・クレジットカードの作成
全国の消費生活センターなどには、未成年者にはあまりみられなかったSNS上の広告をきっかけとして、簡単に収入が得られる「内職・副業」(情報商材、副業サイト)、簡単に必ずもうかるという「ファンド型投資商品」(FX・暗号資産)に関するトラブルが多く寄せられています。こうしたトラブルに、成年になったばかりの18歳、19歳も巻き込まれる恐れがあるため、注意が必要です。
■新生活をスタートする前の注意点
□お金のトラブル
1.「必ずもうかる」「簡単にもうかる」と言った、誘い文句をうのみにしてはいけません。怪しい話は、はっきり断りましょう。
2.キャッシュカードの暗証番号などの個人情報を伝えてはいけません。
3.知り合いの頼みや勧誘のためでも、安易に借金をしたり、連帯保証人になったりしてはいけません。
□住まいのトラブル
1.賃貸住宅の扉や戸棚、照明などの備え付け家具や設備の不具合に気づいたら、貸主や管理会社にすぐ連絡しましょう。
2.入居した状態は、写真に撮影しておくことが大事です。
□契約でのトラブル
1.定期購入などの申し込みをする際には、契約内容をしっかり確認し、画面をスクリーンショットで保存しましょう。
2.解約条件をしっかり確認しましょう。
3.事業者とやり取りした記録は、後々証拠になるので、しっかり残しておきましょう。
◎おかしいと思ったり、心配なことがある場合には、1人で悩まず、市民相談室に相談してください。
■市民相談室
開室日時:平日8時30分~17時
場所:市役所西庁舎2階
電話番号:【電話】368-1141
*本紙26ページに関連記事掲載
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