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地下に眠る東北の古代史(発掘調査特集)

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宮城県多賀城市

西暦724年に造られた多賀城は、令和6(2024)年に創建1300年を迎えました。
※画像は本紙2ページをご覧ください。

■西沢遺跡第40次調査で見つかった大土坑(だいどこう)(平安時代)
多賀城政庁跡の東、谷を挟んだ高台(たかだい)で調査中の西沢遺跡(にしざわいせき)で見つかった、直径が3メートル以上、大人の背丈に近い深さの大きな穴です。硬い地層をくりぬいて掘られています。
左の写真(本紙2ページ)は北半分を掘ったところ。土の断面の中ほどには、10世紀前半に大噴火した十和田湖(とわだこ)(青森県)の火山灰が降り積もっています。右の写真(本紙2ページ)のように、地層からは古代の焼き物がたくさん見つかっています。

■古代の焼き物が出土
このように(本紙2ページ画像)丁寧に掘り下げていきます!

■市川橋遺跡第106次調査で見つかった道路と側溝(平安時代)
古代の多賀城では、東西南北の縦横に道路網が整然と作られていました。写真(本紙2ページ)は多賀城インターチェンジ南東で見つかった古代の道路と側溝の跡です。

*多賀城創建1300年に向け「歴史の風」を拡大し、「歴史の風創建1300年Special」をお届けします。(令和6年1月号から令和7年1月号までを予定)

問合せ:埋蔵文化財調査センター
【電話】368-0134

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