令和5年度決算概要～健やかな暮らしのために～(3)

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■特別会計と公営企業会計

※水道事業、下水道事業、病院事業の収益的収支は税抜き数値で掲載しています。

▽特別会計
特別会計の総額(図(4))は、歳入は約289億4千万円、歳出は約284億4千万円となり、形式収支は約5億円の黒字となりました。

▽公営企業会計
水道事業会計の収益的収支では、給水収益は減少したものの、純利益は約5千万円となり、前年度に引き続き黒字となりました。また、資本的収支では約11億5千万円の赤字となりました。
下水道事業会計の収益的収支は、下水道使用料収入の伸び悩みと一般会計からの繰入金収入が減少したのに対し、委託料や減価償却費など営業費用は増加し、約1億7千万円の赤字となりました。また、資本的収支では約11億3千万円の赤字となりました。
病院事業会計の収益的収支は、高度医療技術導入や地域における役割分担の推進などにより、医業収益が増加しましたが、給与費、診療材料や減価償却費などの費用全体が増加したことにより、約5億円の赤字となりました。また、資本的収支では約6億9千万円の赤字となりました。
なお、公営企業会計の資本的収支での赤字額については、収益収支の純利益などで蓄えられた内部留保資金等で補填(ほてん)しています。

【用語解説】
収益的収支…上下水道料金や診療報酬などの収入と、職員給与・減価償却費などの支出をまとめたもの
資本的収支…上下水道や病院の施設・設備などの整備に係る収入と支出をまとめたもの

▽入湯税の使い道
源泉保護などの温泉施設管理や、観光振興などの事業費に使われています。

観光施設維持管理経費　4,514万円
観光振興事業　1,893万円
温泉事業　392万円
合計　6,799万円

▽都市計画税の使い道
都市計画事業を行う経費の一部に使われています。

下水道事業　7億6,671万円
街路事業　223万円
合計　7億6,894万円

■市民1人当たりが納めた市税額
13万5,388円(総額166億6,394万円)
※令和6年3月31日現在の人口12万3,083人で算出。
市税総額の内訳
固定資産税…75億2,247万円
市民税…66億4,448万円
市たばこ税…11億5,741万円
都市計画税…7億6,894万円
軽自動車税…5億265万円
入湯税…6,799万円