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市長コラム 天地人 鳴子の米プロジェクト

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宮城県大崎市

去る11月8日、「南原穴堰(みなみはらあなぜき)」世界かんがい施設遺産認定登録記念シンポジウムが、県内外から約200人の参加者が集い、盛大に開催されました。
その席で新たな朗報が紹介されました。
鳴子温泉地域南原地区などで活動されている「NPO法人鳴子の米プロジェクト」が第10回オリザ賞大賞を受賞されたことが報告され、会場は二重の喜びに沸きました。
「オリザ」は稲の学名で、河北新報社が創刊100周年記念事業で「オリザの環(わ)」企画を特集し、JA宮城グループが賛同し、創設された顕彰事業がオリザ賞で、今回10回目を迎えました。
意欲的な稲作経営、技術改善に取り組み、農業振興・地域活性化に貢献された個人および団体を表彰する制度です。
受賞したNPO法人鳴子の米プロジェクトは、おいしい米作りには不適地といわれた中山間地で、寒さに強い新品種「ゆきむすび」の栽培とおいしい食べ方の研究、消費者との連携が評価されました。これまでも、農林水産大臣賞、総務大臣賞などに輝き、地域で支える農業の先進事例でもあります。
この取り組みは、NHKドラマ「お米のなみだ」として放送されました。
また、小説「雪まんま」としても出版され、全国に支援の輪が広がりました。
この度の認定登録、受賞を契機に、大崎の米作り、農業、地域づくりを進化させ、全国に、世界に発信してまいりましょう。

大崎市長 伊藤康志

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