第3回岩沼市議会定例会 市政報告

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令和5年第3回岩沼市議会定例会が9月5日に開会し、初日に佐藤市長が市政の概要を報告しましたので、主なものを掲載します。

■市民会館駐車場の適正管理等に向けた取り組み
市民会館駐車場については、以前から目的外利用が多く見受けられ、本来利用を想定している施設利用者が駐車できないという状況が課題となっていました。
今般、この課題の解決を図るため、来年4月からのゲート式駐車場としての運用開始に向け、その事務手続きに着手しました。
また、8月8日には、社会医療法人将道会から、将来の新しい病棟の建設用地として市民会館駐車場敷地を取得したい旨の要請をいただきました。本要請については、市民会館の在り方や地域医療体制の充実などのさまざまな観点から、利用者、市民の皆さまが納得いただけるよう慎重に検討していきたいと考えています。

■デジタル化の推進
時事総合研究所による「全国自治体DX推進度ランキング2023」において、本市は全国の市町村で98位、東北6県では5位になりました。
令和3年9月に策定した岩沼デジタル化推進計画に基づく組織的なDXへの取り組みが、今回の評価につながったものと考えています。
引き続き、デジタル化の推進による行政事務の変革を促し、市民サービスのさらなる向上と行政コストの削減につなげていきます。

■こども・子育て支援施策
市長に就任して以降、子育て世帯に選ばれるまちを目指し、積極的な情報発信や西児童センター新分室の整備など、さまざまな施策に取り組んできました。
引き続き、これらの取り組みを加速させるとともに、保育料の第2子以降無償化を含めた総合的なこども・子育て支援施策について、新年度での事業化に向けた具体的な検討を進めていきます。

■使用済小型家電の回収
7月1日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため休止していた使用済小型家電の回収イベントを3年ぶりに実施しました。
当日回収した使用済小型家電4009キロは、大切な資源としてリサイクルされます。11月にも再度実施する予定ですので、今後もリサイクルの啓発を図りながら、資源の有効活用やごみの減量化に取り組んでいきます。

■北長谷字内田地区の市街化区域編入
都市的土地利用を図るため協議を進めてきた本地区については、市街化区域編入手続きが完了しました。
地区内では、民間事業者が開発許可を受けた後に土地造成を開始し、商業施設オープンに向けた開発を進めていくと伺っています。