市では、みやぎ食育推進月間に合わせ、毎年11月にいわぬま食育ウィークを実施しています。
期間中は小・中学校や保育所などの給食でテーマに合わせた共通メニューの提供や、市内各所で食育レター、ポスターによる啓発活動を行います。「食育」は子どもだけでなく、大人になっても一生続くものです。日頃の食事に目を向けてみませんか。
■令和5年度のテーマ「なんだべ!いだますぃな~!~もったいないをへらそう~」
「いだますぃ」とは宮城県の方言で「もったいない」という意味です。
日本の食品ロスは年間523万トン。鮮度の低下、腐敗、カビの発生、消費期限・賞味期限切れなどの理由で、1人当たり113グラム、おにぎり約1個分を毎日捨てていることになります。これはSDGs(※》でも挙げられている課題の一つです。
家庭の食品ロスのおよそ半分が野菜類です。その中には、大根の葉やサツマイモの皮、ブロッコリーの芯など、工夫すれば食べられる部分もあります。捨てるのはもったいない。大事においしく食べて、自分たちの健康も守りましょう。
◇食の面からいだますぃを減らすポイント
・家にある食品を確認してから買い物に行く
・消費期限と賞味期限の違いを正しく理解する
・傷みやすい食材は早めに使い切る
・余ったもの、使い切れないものは冷凍保存を活用する
・料理を作り過ぎない、買い過ぎない
※SDGsとは、さまざまな課題に対し、世界が一丸となって取り組むことに合意した「持続可能な開発目標」です。2030年までに17の目標達成を目指しています。
◇食育ウィーク共通メニューの紹介
・いぎなりおいしいサメカレーライス
・三陸わかめのしゃきしゃきサラダ
※詳しいレシピは、市ホームページをご覧ください。
問合せ:健康増進課
【電話】23-0410
<この記事についてアンケートにご協力ください。>