岩沼市と高知県南国市が姉妹都市となってから、今年で50年を迎えました。10月25日~27日の3日間、岩沼市民訪問団が南国市を訪れ、これまでの感謝を伝えるとともに、懇親会で交流するなどして友好を深めました。
熱烈な歓迎を受けた市民訪問団は、長尾鶏センターや高知県立坂本龍馬記念館、桂浜、高知城などを見学し、高知県の歴史や文化への理解を深めました。両市の絆を確かめ合いながら、交流の輪を一層広げる貴重な訪問となりました。
10月16日~18日、市内の小・中学生10人が南国市を訪問しました。津波避難施設スポーツセンタータワーで防災研修を受けた後、海洋堂Space Factoryなんこくでフィギュアの色塗り体験をし、高知県立坂本龍馬記念館などを見学しました。
十市(とおち)小学校と香長(かちょう)中学校ではお互いの学校の特色や防災の取り組みを発表し合い、給食を一緒に食べるなどして交流を深めました。
■人事交流で南国市から派遣された教員を紹介します
令和5年4月より玉浦小学校に1年間派遣されている今村潤弥です。南国市では、坂本龍馬が食べていた頃と同じ100%純血種の軍しゃも鶏「ごめんケンカシャモ」が生産されていて、「シャモ番長」が南国市PRキャラクターとなっています。
玉浦小学校では、「玉浦の未来を考えよう」という総合学習を進めています。地域の方々からのお話を通して、市が東日本大震災の際に地域住民のつながりを大切にしながら復興を進めてきたことを学びました。南国市の児童と交流しながら、互いのよりよい未来に向けて取り組みを進めているところです。玉浦小学校の児童が両市のつながりの大切さを学び、互いの架け橋として素晴らしい未来を創造していくことを楽しみにしています。
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