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[特集]新年度予算・事業 ~主な事業~

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宮城県岩沼市

■令和6年度 主な事業をお知らせします
今年度に実施する事業の中で、主なものを紹介します。その他の事業にも取り組みながら、各種施策を展開していきます。

《新規の取り組み》
◇こども・子育て支援パッケージ:6481万円
「子育てしやすいまち」として、子育て環境の充実を図っていきます。保育料の第2子以降無償化、公立保育所・放課後児童クラブでの出欠確認や保護者との連絡ができるアプリの導入、保育所などの3歳以上児の給食のご飯を無償提供するなどの事業を行い、子育て世帯の負担軽減を図ります。
(本紙36ページに関連記事)

◇AI(エーアイ)乗合バス運行業務:2392万円
決められたルートや時刻表は存在せず、利用者の予約状況を基にAIが最適な道順を割り出し、乗り合いをしながら9人乗りの小型バスが市内中心部の乗降ポイント間を運行し、公共交通環境の利便性向上を図ります。

◇ハナトピア岩沼施設設計業務など:6890万円
子どもの遊び場を中心に、ファミリー層や年配の方など、多世代が交流する施設としてハナトピア岩沼をリニューアルします。
令和8年度オープンに向け、施設の設計を行います。市内外から人が集まり、にぎわいを創出する市の新たな人気スポットとなるように準備を進めていきます。

◇土地区画整理事業可能性調査業務:928万円
幹線道路沿いの市街化調整区域において、土地区画整理事業などによる住宅地整備が可能かどうかを調査するものです。
候補地への区画整理計画、事業収支計画、市場性調査などを行い、市街地開発の優先度が高い区域を選定します。その後、土地を所有する方へのアンケート調査を実施する予定です。

◇市民会館施設補修事業:5365万円
開館38年目となる市民会館の大ホールと中ホールのつり物ワイヤーを利用者の安全を確保するために修繕します。
大ホールの一席ごとの座席の幅を広くすることで、利用者が観覧しやすくなるように改善します。座席数は700席程度になります。

《利便性が高く魅力的なまちづくり》
デジタルの力を積極的に活用し、保育業務支援アプリや公共施設のオンライン予約システムなどを導入することで、デジタル化による効率化とコストの削減を図ります。

◇ふるさと納税等寄附管理事業:4億2639万円
市の財政状況を豊かにするためふるさと納税による財源確保を行っていきます。
ふるさと納税の事務を一元的に行う部署を新設し、商品開発やプロモーションを行いさらなる財源確保に努めます。

◇シティプロモーション推進事業:250万円
移住・定住や企業誘致の促進、関係人口やふるさと納税寄付額の増加を目的に、市のイメージアップとなる情報発信を実施します。また、市ホームページの改修を行い、情報が取得しやすい環境の構築に努めます。

《活力のあるまちづくり》
市の地理的優位性と地域資源について幅広くシティプロモーションを展開し、本市を支える各種産業のさらなる活性化と新たな人・産業の流入を促進することで、将来にわたり魅力にあふれ、活力のあるまちづくりを進めていきます。
市への愛着を育み、市民の主体的なまちづくりへの参画につなげる取り組みも推進していきます。
物価高騰により、依然として厳しい経営環境にある市内中小企業・小規模事業者に対しては、その状況把握に努め、事業継続に向けた支援を行うとともに、商工会と連携した創業支援にも力を入れていきます。

◇(仮称)創業支援補助金:200万円
市内で起業する方を対象とした補助金を交付します。起業家の経済的負担を軽減するとともに、地域経済の活性化やにぎわいづくり、さらには岩沼市で起業することによる移住・定住者の増加へとつなげていきます。

◇企業立地推進事業:1億8994万円
産業用地への積極的な企業誘致を継続するとともに、産業の振興と雇用の創出を図るため、新規立地・増設拡大をする企業に対して奨励金を交付します。

《一人ひとりが住みよいまちづくり》
住み慣れた地域で生きがいを持ち、支え合い、主体的に健康づくりを進めていけるよう、岩沼市健康づくり市民計画に基づき、健康寿命の延伸に向けた取り組みを推進していきます。生涯を通じた女性の健康にも着目し、妊娠期の健康支援や子宮がん予防に関する啓発も強化します。

◇母子保健事業:6665万円
妊産婦・乳幼児健診や相談などの各種保健事業を実施し、妊娠期から出産・子育て期にわたり切れ目のない支援を行います。産後ケア事業は利用施設の広域化を行い、産後間もない母子に対する支援の充実・強化を図ります。

◇地域安全(防犯)事業:1562万円
犯罪のない安全で安心なまちづくりの実現に向けた取り組みの一環として、町内会などに対し、防犯カメラおよび防犯灯の設置費などの補助金を交付します。啓発活動などによる防犯意識の向上や犯罪被害者などへの理解促進を図ります。
(本紙17ページに関連記事)

◇交通安全推進事業:1083万円
交通事故のない社会を目指して、交通指導隊による朝の街頭指導や春と秋の交通安全運動を通じた啓発活動、交通安全教室などを行い、交通安全意識と交通マナーの向上を図ります。

《笑顔あふれるまちづくり》
子どもたちの笑顔であふれ、若い世代が集う活気あふれるまちづくりを進めるとともに、休日の部活動の段階的な地域移行「岩沼モデル」を進めていきます。
市の魅力を効果的に発信するシティプロモーションや宅地の確保施策との相乗効果を生み出しながら、市外子育て世代に対するアピールを強化し、子育て世代の移住・定住を促進します。

◇放課後児童健全育成事業:4648万円
保護者が就労などの理由により、放課後留守家庭となる児童の居場所を運営するための費用です。岩沼西小学校の敷地内に西児童センター放課後児童クラブ新分室を整備し、4月から児童の受け入れを行います。

◇スポーツ振興事業:1437万円
上位スポーツ大会出場者へ報奨金を交付し、スポーツへの意欲的な取り組みを応援します。
(本紙19ページに関連記事)
少子化により部活動の継続が困難になっている学校があることから、部活動の地域への移行を進めていきます。所属している学校を問わず、生徒の希望に合わせた活動方法が選択できる環境をつくります。

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