土砂災害は、発生を事前に予測することが難しく、一瞬のうちに多くの人命や財産を奪う恐ろしい災害です。梅雨を迎える6月~11月上旬は、土砂災害が多く発生し、特に台風や大雨、地震などが引き金となってがけ崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害が発生しやすくなります。
自分の身を守るために、次のようなことに注意しましょう。
■土砂災害から身を守るために
◇積極的な情報収集
大雨警報(土砂災害)が発表された状況で、さらに土砂災害発生の危険度が高まった場合は、気象台と県が土砂災害警戒情報を発表します。その際、市では避難指示(警戒レベル4)を発令します。
大雨の予報が発表されている時は、テレビやラジオ、インターネットから積極的に気象情報を入手し、危険な場所にいる方は速やかに避難できるように準備してください。
必要な情報は、市の防災行政無線(スピーカー)やエフエムいわぬま(防災ラジオ)、市ホームページ、市防災X(旧Twitter)、市公式LINEなどでもお知らせします。
◇避難経路の確認
日頃から、市の作成した土砂災害ハザードマップで避難場所までの安全な経路を確認し、万が一の事態に備えましょう。ハザードマップは、市ホームページをご覧ください。
◇土のうステーションの活用
台風や集中豪雨による浸水被害を軽減するため、自由に利用できる土のうステーションを市内3カ所に設置しています。
設置場所:市役所駐車場東側、玉浦コミュニティセンター、西コミュニティセンター
《宮城県防災総合システム MIDSKI(ミズキ)》
土砂災害に関する各種情報をご覧いただけます。ぜひご活用ください。
《こんなときには通報を》
山鳴り、地面のひび割れ、小石がパラパラと落ちるなどの前触れ現象があったら、直ちに安全な場所へ避難し、次のいずれかに通報してください。
問合せ:
・危機管理課
【電話】23-0356
・土木課
【電話】23-0604
・県仙台土木事務所河川砂防第四班
【電話】022-297-4153
■非常時の持ち出し品を準備しましょう
避難の際に必要な持ち物はリュックなどにまとめ、定期的に中身を確認しましょう。
◇貴重品など
・現金
・預金通帳・印鑑
・保険証・免許証
・車や家の予備鍵
◇健康に関するもの
・常備薬・処方薬
・救急セット
・お薬手帳
・母子健康手帳
◇便利品など
・ティッシュ・タオル類
・ポリ袋・ラップ
・電池の予備・充電器
・懐中電灯
・携帯用トイレ
◇食料品・衣類など
・飲料水(目安は3日分)
・食料(目安は3日分)
・衣類・下着
・タオル
◇家族構成に応じて必要なもの
・生理用品
・ミルク・哺乳瓶
・おむつ・おしりふき
・つえ
・眼鏡・老眼鏡
※その他、各自必要なものをご準備ください。
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