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町長がゆく

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宮城県川崎町

◆286号バイパス、現地視察!
◇まず、仙台の赤石
10月23日、仙台市長をはじめ、市議会議員、市関係職員、そして、大河原土木事務所の職員、川崎町議会議員、町担当者に私の総勢33名で4年連続の現場視察を実施しました。
まず、仙台市赤石の現場。仙台市は1・4キロメートルを担当しており、今年度の予算は11億円。工事用の仮桟橋の建設を終え、碁石川を横断する橋桁の脚の基礎部分を建設中と説明あり。現場は碁石から仙台に向かい、赤石パーキングの手前100メートルの所から碁石川に下った場所。国道を通過する車両から見えないのが残念でたまりません。

◇次に碁石の現場
その後、川崎町碁石の川向地区の現場へ。今年度の予算は3・5億円。碁石から仙台に向かって初めての橋の橋台が、両岸にその姿を現すことに。これから、橋になる部分の上部工の工事が発注され、令和7年度の完成に向けて事業を進める予定。
橋の工事が終了すれば、8年度以降にトンネル工事に着手するが、トンネル掘削には、湧水の発生も予想され、難工事が続くようだ。

◇大変な工事だ
改めて、視察開始前に郡仙台市長、橋本仙台市議会議長、眞壁川崎町議会議長より挨拶があり、「工事の進捗状況を実際に確認し、皆が現状を認識する良い機会である。」との内容が述べられた。また、参加者からは「昨年に比べ、ずいぶんと工事が進んだようだ。大変な工事で、予算がかかるなぁ。」との声が聞かれた。

◇石から石まで30年以上
最後に、私が今年も講評の一言を。「昨年も申し上げました。石の上にも3年と言いますが、仙台の赤石から川崎の碁石まで、石から石まで30年。このバイパスを完成させるため、30年以上前から、先輩たちが各方面に働きかけをし、努力してきました。
1年でも早く完成するよう石にかじりついても、という思いです。仙台市の方々も、宮城県の方々も、この事業に億単位の予算を、臆することなく投入していただきますよう切にお願いいたします。現場視察は、今後も毎年実施し、皆さんと進捗を確認したい。引き続きのご協力を。」

令和5年12月1日
川崎町長 小山 修作

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