財政状況公表

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川崎町全体の借金残高と預金残高の現状をお知らせします。

◆借金ついて
令和4年度末での借金残高は52億1000万円、前年度比で1000万円増加する見込みです。
令和4年度から、新たに過疎地域に指定されたことに伴い、地方債(借金)の1つである過疎債を借りられるようになりました。過疎債は、借金を返すときに国の援助を受けられるとても有利な制度で、町の人口を維持するための事業や道路の整備など、幅広い事業に活用することができます。また、過疎債のほかにも、防災対策事業や令和3年度末に発生した地震被害の災害復旧工事などに地方債(借金)を借り入れました。
町の借金は、過疎債のように一般家庭の借金と違い、事業によってはあえて借金をすることで、国が援助をしてくれる有利なものがあります。このような有利な制度を有効活用しながら、借金と返すお金のバランスを考えて事業を実施していきます。

◆預金について
令和4年度末の預金残高は35億6000万円、前年度比で3億9000万円増加する見込みです。
令和4年度は新型コロナウイルス感染症や物価高騰対策として商品券を3回にわたって配付したほか、事業を営んでいる方への支援など様々な事業を行いましたが、国や県からの補助金を活用したため、預金を取り崩さずに実施することができました。
また、新型コロナウイルス感染症以外でも、国が地方へ配分するお金が手厚くなっていることから、川崎町全体の預金残高は増加しています。
近年、預金は増加傾向にありますが、新型コロナウイルス感染症対策や災害など急なお金が必要になったときに使えるよう備えます。併せて、学校など多くの施設において老朽化が進んでいます。将来的な整備のためにも預金を確保していきます。

※令和3年度までは決算。令和4年度は最終予算。