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自治体の皆さまへ

町長がゆく

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宮城県川崎町

◆雨にも負けず…。
早朝まで気を揉ませた空から雨が降り始めました。ステージに透明なテントを設置し、オープニングセレモニーの支倉豊年踊り・武将隊による再現シーン「政宗、常長に親書を託す」を上演。ここで私はパレードの中止を決断。ステージ発表だけとし、お客様のところにも、できる限りのテントを設置するよう指示を出しました。
6月11日、午前10時20分頃

◇この雨は
皆さん、こんにちは~、ようこそ小雨そぼ降る川崎町へ。雨にも負けず、おいでいただきましたこと、恐悦至極に存じます。
この雨は、釜房ダムに集まり、その豊かで清らかな水が、仙台市民をはじめ、多くの県民の喉を潤し、農業用水や工業用水となり、人々の生活を支えていくことになります。

◇世界に飛び出す
改めて、ただ今、ご紹介いただきました川崎町の町長でございます。
さて、今から400年前、戦場を駆け巡り、遂には宮城の大地を蹴って、世界に飛び出していった男。伊達政宗公の命を受け、180人の仲間を束ねた男。それが、ここ川崎町で育った支倉常長なのです。

◇勇気、努力、忍耐
彼の責任と重圧と孤独は、いかばかりであったでしょうか。常長の勇気、努力、忍耐を現代に生きる私たちも忘れてはなりません。

◇常長の偉業
時あたかも、世界の人々がコロナに翻弄され、ウクライナでの戦いが毎日、毎日、毎日、報道されています。世界中で争いや中傷が絶えない現在、私たちは常長を思っています。世界を駆け巡り、世界の人々を信じ、世界の人々と交渉した支倉常長の偉大さを思っています。
私たちは、このまつりを通して、常長の偉業を後世に伝えていかねばなりません。このまつりを開催するにあたり、ご協力いただいたすべての方々に、心から感謝と御礼を申し上げます。

◇思いを受け継いで
かつて、常長がその目で見た宮城の山々。常長がその足で歩いた宮城の大地。
今、私たちは、支倉常長の思いを受け継いで、ふるさと宮城の大地をともに、堂々と、まなじりをあげて歩いていこうではありませんか!
いざ、世界へ!未来へ!

常長まつり実行委員長
小山 修作

●お詫び
皆さんが楽しみにしていたパレードを中止しました。天候の回復が見込めず、全国的に子供の夏風邪が、例年の6倍以上に上がっている現実を鑑み、実行委員長として決断しました。ご理解を。

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