◆消防団は町のヒーロー!
団員募集中!
◇関係者を唸らせる
9月1日、川崎中学校のグラウンドで川崎町消防団演習が開催されました。当日も厳しい暑さとなりましたが、総勢200名の団員が参加、ポンプ操法や実地放水など、日頃の訓練の成果を披露しました。
特に、今回の小型ポンプ操法では、6月に仙台で開催された宮城県消防操法大会に出場、4位の好成績を収めた川崎町消防団の選抜チームが、その技術と気迫を披露。来賓として参観していた仙南2市7町の消防関係者を唸らせました。
◇熱中症対策が一番
ところで、6年前の夏は記録的な暑さ。全国で熱中症の死者が150人以上。約9万人が病院へ搬送。
町は、総事業費1億3000万円をかけて、町内6つの小中学校・59の教室にエアコンを設置する事業に着手。翌年、県内35の市町村の中でいち早くエアコンが教室に取り付けられました。
その後、コロナ禍となり、消防演習は4年間中止。しかし、夏の暑さは、ますます厳しいものに。今回、消防団の幹部の皆さんは、団員の熱中症対策を一番とし、夜間の訓練を重ね、演習も従来のメニューの半分にする決断をされました。
◇お願いと感謝
「災害は、いつでも、どこででも起こります。災害に備えて、消防団の皆さんと訓練を重ね、婦人防火クラブの方々と協力して備えを整えていかねばなりません。私たちは、1人では何もできません。お互いに助け合って、支え合って、訓練を重ねて初めて、家族を守り、仲間を守り、自分を守り、地域を守っていけるのです。引き続きのご理解とご尽力をお願いするとともに、本日、ここにお集まりいただいたすべての方々に感謝の気持ちを込めて、川崎町長の告辞といたします。以上!」
◇体が震えて
私は、例年にない短い告辞を、一人ひとり団員の皆さんの顔を見ながら、ゆっくり大きな声で述べました。
まなじりを決する団員の皆さんの顔を見ると、頼もしく、誇らしく、有り難く、体が震えてくるのです。
川崎町長 小山 修作
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