令和6年度 一般会計予算 53億円(前年度比▲1億円)

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※表中の凡例
・項目名
・説明
・予算額
・構成割合(前年度比)

◆歳入予算(町に入るお金)
歳入予算の総額は前年度よりも1億円減りました。国や県の補助を受けて実施する工事などの事業が減少したため、国や県からの交付金が減っているほか、借入額の抑制により町債も減少しました。なお、町債の中には、借金返済時に国の援助を受けられる有利なものがあり、町ではこのような町債を活用し、小中学校給食費の無償化などを実施しています。
このほか、制度変更などにより地方交付税が増加したほか、長年の課題となっている自主財源の確保として、事業者の設備投資により固定資産税が増加しました。町では、今後も自主財源の増額を目指し、企業誘致やふるさと納税の拡充を図っていきます。

自主財源：町税や施設使用料など、町が自らの収入とすることができるお金
依存財源：国や県から交付されるお金や町債(借金)

◆歳出予算(使うお金)
歳出予算も歳入と同額で1億円の減少となりました。スキー場の閉鎖によりリフトなどの維持管理費が大幅に減少したことが大きな要因となっています。このほか道路や橋などの工事費が減少していますが、これら施設の老朽化対策は引き続き必要な予算を確保していきます。
新たな事業として、重要課題である川崎小学校建て替えの計画を立てるための予算を計上しました。学校建設には多額の費用が発生しますが、今後の生徒数を考慮した大きさにすることや、利用可能なものは利用する、維持管理がしやすい建物にするなど、将来を見通した計画を立て、費用の抑制を図っていきます。
また、学校建設や施設の維持補修費、災害の備えとして、基金(預金)はしっかりと確保しておかなければなりません。今後も、行政サービスの質を落とさないよう、バランスを考えた運営に努めていきます。