■フードロスは残食ゼロから
矢本東小学校給食委員会
矢本東小学校の給食委員会では、毎日日替わりで給食委員がお昼の放送を担当し、残食をなくそうと呼び掛けているほか、ポスターなどの掲示物も作成して啓発しています。また、「給食の木」を使って誰がどのくらい食べているかを調べ、たくさん食べているクラスを年2回表彰しています。
放送では、その日の献立だけでなく使用食材の栄養価や歴史などの豆知識も紹介しています。血液をサラサラにするもの、脳の働きを良くするものなど、食材の力を知ってもらうことで苦手意識を解消してもらおうと取り組んでいます。人に向けて話すことは難しく、声の大きさや噛まないように毎回気を使っていて大変ですが、残食がなくなるよう頑張っています。
矢本東小では、やきそばやドライカレー、絵本に出てくるりっちゃんサラダ、イートくんサラダが人気メニュー。隠れた大人気メニューは、行事食のクリスマスケーキや豆乳プリンです。学校給食はとてもおいしいので、家でも作ってみたいという児童も多いです。
給食委員として、日々の給食はしっかり食べるようにしていますが、「残さず食べよう」という気持ちをそれぞれのクラスや学年に広げていきたいです。配膳の際も食べられる適量をもったりすることも残食ゼロには大切な取り組みだと思います。
また、主菜、副菜とばらばらに食べていることも問題となっており、バランス良く食べ進めることの大切さも伝えていきたいです。
次回は、JAいしのまき矢本地区女性部部長阿部紀子(あべのりこ)さんにバトンタッチします。
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