~子どもの虐待が増えてるって本当?~
全国的に子どもの虐待に関する相談件数は増えています。なかでも心理的虐待が多くなっています。
子どもの虐待は、親にそのつもりがなくても、子どもがどのように感じているかで判断されます。
■これらのことは心理的虐待になります
・子どもが傷つくこと、または子どもの自尊心を傷つけるようなことを言う
・無視をする
・きょうだいで差別する
・子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう など
■子どもに見せていませんか?家庭内での暴力や暴言
子どものいる場面で、家族同士で暴力をふるう、暴言を吐くことは心理的虐待にあたります。
安全であるはずの家庭で、大切な家族が傷つけあう姿を見てしまうと、恐怖を感じたり、不安が強くなったり、深く傷つくこともあります。
また、言い争う声を聞くだけでも、子どもにとって強いストレスになり、過度に緊張したり、大きな声が苦手になったり、心にダメージを受ける可能性もあります。家庭内でも、子どもの事を意識しましょう。
■子どもへの暴言
暴言は効果があるように見えますが、子どもは恐怖を感じるばかりで、何が悪かったのかの理解につながりません。
日常的に暴言にさらされると親への恐怖心が生まれ、叱られないように顔色を見たり、悩みや相談事を抱えていても気持ちを打ち明けられなくなります。
親の側も、まずは気持ちを落ち着けて、言葉で伝えるようにし、歯止めがきかないようなら一旦その場を離れるなど工夫しましょう。また、何か悩み事がある時は、誰かに相談したり、相談機関を活用しましょう。
■相談窓口
[児童虐待に関する相談]
・東松島市役所子育て支援課(子ども家庭総合支援拠点)【電話】内線1456
・宮城県東部児童相談所【電話】95-1121
[妊娠・出産・子育てに関する相談]
・東松島市役所健康推進課(子育て世代包括支援センター)【電話】内線3102
<この記事についてアンケートにご協力ください。>