11月12日～25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です

30／58

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、一般的に配偶者やパートナーなど親密な関係にある(あった)者からの暴力の事をいいます。暴力には、身体的な暴力のほかに、様々な形態の暴力があります。

■あなたが受けているそれは、DVではありませんか?
DVは重大な人権侵害であり、犯罪となる行為です。まずは、DVであると気づく事が大事です。
[身体的暴力]なぐる、蹴る、平手打ちする、髪をひっぱる、突き飛ばす、物を投げつける、首をしめる　など
[精神的暴力]大声でどなる、無視する、脅す、ののしる、人前で侮辱する　など
[社会的暴力]外出を制限する、行動を過度に束縛する、実家や友人との付き合いを制限する　など
[経済的暴力]生活費を渡さない、外で働くことを禁止する、相手の貯金を勝手に使う、借金を繰り返す　など
[性的暴力]性行為の強要、避妊に協力しない、中絶を強要する　など

■もし、あなた自身が被害者になってしまったら…
DVにはサイクルがあるといわれています。暴力を振るった後に、急に優しくなったりして、あなたを思いとどまらせます。しかし、暴力は繰り返され、さらにエスカレートする事もあります。日常的に暴力のある状況では、自尊心を失い、相談することを難しくさせます。まずは、話ができる誰かに相談してみましょう。身近な人に言いにくい時は、公的な相談機関や電話相談を利用しましょう。

■あなたの親しい方や知り合いにDVが心配される方がいたら…
日常的にDVがある状況や暴力に支配されている状態では、被害者から声を上げにくい状況があります。もし、近くに、そういった状況が心配される方がいたら、まずは、気にして声をかけてみてください。

■相談窓口
・東松島市役所子育て支援課【電話】内線1457
・宮城県女性相談センター【電話】022-256-0965
・みやぎ夜間・休日DVほっとライン【電話】022-725-3660
・DV相談プラス(内閣府)【電話】0120-279-889(24時間受付)
・警察への相談【電話】#9110(性犯罪被害相談は【電話】#8103)
・NPO法人ハーティ仙台【電話】022-274-1885