「CityView!」では、市のイベントや地域の話題を、皆さんにお届けします。
(掲載した写真は、データで提供します。希望の方は問い合わせください。)
■松島―宮戸 航路に一歩前進
嵯峨渓遊覧船特別便クルーズツアー
松島町と本市宮戸を結ぶ、東松島観光物産公社の特別便「松島・宮戸間嵯峨渓遊覧船特別便クルーズツアー」が行われました。両地域を結ぶ新航路開発の実証実験も兼ねており、松島町で行われる交通社会実験に合わせて、2回目の実施となりました。15日は雨となり、ツアーのルートが一部変更となりましたが、2日間で60人ほどの観光客が足を運び、食事や買い物などの観光を楽しみました。公社では松島―宮戸について年内の定期航路化を目指しています。(10月15日、宮戸地区)
■歩いて実感 奥松島の魅力
オルレ開設5周年
宮城オルレ奥松島コースは開設から5周年となり、駐仙台韓国総領事館の金要燮(キム・ヨーサブ)総領事、オルレ認定機関である社団法人済州オルレの徐明淑(ソ・ミョンスク)理事長が来賓として訪れ、渥美市長や愛好者ら130人と一緒にトレッキングに臨みました。平成30年10月に開設された奥松島コースは、起点・終点が同一場所であり、駐車場も完備されていることから、県内のオルレコースの中でも高い人気を集めており、利用者は今年5月に3万人を超えました。(10月8日)
■野蒜地区に緑の堤防を
住友林業 自然再生ボランティア
住友林業(株)(東京都千代田区・市川晃(いちかわあきら)代表取締役会長)主催の「第5回奥松島自然再生ボランティア」が、野蒜の洲崎地区で開かれました。市長会長や渥美市長はじめ同社社員や宮野森小3年生など約200人がアカマツやマルバシャリンバイなど5種類を植樹し、高盛土の法面で草刈作業も行いました。(10月4日、洲崎地区)
■花にも人にも優しさを
令和5年度人権の花運動
東松島市、石巻地区人権擁護委員協議会など主催の人権の花運動が行われました。矢本西小2年生49人が人権擁護委員、市長、教育長らとチューチップの球根とビオラの植栽を行いました。人権擁護委員から「人権は誰もが持つ宝物。他人の宝物を傷付けてはいけない」と説明を受け、植栽を通じて思いやりや優しさについて理解を深めました。(10月5日、矢本西小学校)
■総務省制度活用し、NTT東日本から職員派遣
デジタルと住民を身近につなぐ
DX推進へ専門のノウハウ吸収
本市と東日本電信電話(株)(東京都新宿区)は、地域活性化起業人派遣協定を締結しました。総務省の制度を活用し、本市のデジタル推進課に同社から係長級職員を派遣。DX推進に向けた庁内のデジタル化、高齢者が各種メディアを身近に感じられるような普及活動、e-スポーツの体験会などに取り組みます。(10月3日、市役所)
■大曲地区 市政懇談会を開催
津波避難タワーに冷暖房と備蓄倉庫も設置
大曲地区市政懇談会を開き、県が昨年公表した新津波浸水想定に対応し、矢本運動公園野球場に整備する津波避難タワーの概要や道の駅整備計画の進捗状況などについて説明しました。避難タワーは、野球場バックネット南側に整備予定。避難スペースは3階と4階にそれぞれ約100人計200人収容できる広さを設け、冷暖房も完備します。3階にはトイレ、4階に備蓄倉庫を配置。平時の運用については運動公園管理人に申請することで、野球観戦などの際に利用できるようにする予定です。(10月16日、大曲市民センター)
■令和5年度(第16回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」
「防災・減災部門」受賞
本市では、かねてより災害用マンホールトイレを整備して普及啓発に努めており、産[災害用トイレ関連企業]、学[宮城教育大学ゼミ生]、官[東松島市]が連携して災害用マンホールトイレの設置運営マニュアルを作成し、その取り組みが評価され、令和5年9月8日に国土交通省で執り行われた表彰式で、斉藤鉄夫国土交通大臣より賞状が小山副市長に授与されました。
なお、本市は令和元年度(第12回)「広報・教育部門」、令和3年度(第14回)「防災・減災部門」に続き、3回目の受賞となりました。
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