消費生活情報 ～身近に迫る詐欺の恐怖～

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■名義貸しは犯罪です
「老人ホームの入居権が当たりました。希望されないのであれば当たらなかった人に名義を貸していただけますか」と電話があった。他の人の助けになるのであればという親切心で了承したところ、後日「名義貸しは犯罪である。家族も、ほう助した罪に問われる。逮捕されたくなければ解決金を支払え」と弁護士を名乗る人物から請求が来た。家族にも迷惑が及ぶと思いお金を指定された住所に宅配で送った。

という詐欺被害が、最近増加しています。9月には福島県で1千万単位のお金をだまし取られたという事件がありました。老人ホーム、介護付き住宅などいろいろな名目で電話をかけ親切心に付け込んで名義を貸せとする詐欺は「劇場型」と呼ばれています。様々な職種を名乗る多数の人物が電話で時にはおどすようなことを言って、お金を支払うように請求してきます。お金の支払い方法は、宅配便で送るようになど不自然な点もあります。
申し込んでもいない入居権が当たることはありません。
入居権に限らず自分に心当たりがない、申し込んでもいないのに「当たった」という電話には十分注意しましょう。
万が一自分に電話が来た場合は直ぐに電話を切り、警察に相談をしましょう。

～お買い物や契約で、心配なときや困ったときは相談窓口へ～

問合わせ・相談先：市民生活課消費生活相談窓口(市役所矢本庁舎1階)
【電話】内線1294
月～金曜日(祝日を除く)9時～15時