10月19日スペインに本部がある国連世界観光機関(UNWTO)が認定する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2023」に、本市の「奥松島(宮戸・野蒜地域)」が選ばれました。認証は東北で初、国内では6例目となります。
この認定は、地域の景観や生物文化の多様性、産業など魅力や価値の向上、保護を進め優良事例を集めることを目的に令和3年から始まった事業で、これまで国内では北海道ニセコ町と京都府の美山町が選定。今年は、29か国54地域が認証された中、国内では岐阜県白川村、長野県白馬村、北海道美瑛町とともに本市の奥松島が選ばれました。
東日本大震災からの復興過程で、被災校舎を活用した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA」での竹あかりの循環活用や防災教育、「八丸牧場」による馬とのふれあいを通じた自然体験や心のサポート事業、さらには地域の農水産業への取り組みなどが選考の決め手となりました。
渥美市長は観光庁や宮城県に認定を報告。国内で「世界の持続可能な観光地TOP100」とあわせ、2つの認証を受けているのは、北海道ニセコ町と岐阜県白川村と本市のみであり、持続可能な観光に取り組む地域として全世界に情報発信がなされるため、海外からの誘客増加などに期待が寄せられます。
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