■コロナ収束で行事も再開
赤井南小学校(全校児童288人)は、「自ら学び、共に、豊かに生きようとする児童の育成」を教育目標に掲げ、指導にあたっています。本校では、学校運営協議会(コミスク)による学習支援ボランティア「人財バンク」の導入・活用を促進しています。
「地域とともに」という視点を持った取り組み。地域の大人が学校教育活動に関わることで、多様な経験、その機会を増やすことができ、規範意識やコミュニケーション能力の向上につながると期待しています。
また地域の方々が子どもたちを見守ることで、よりきめ細かな教育につながるほか、教員も支援いただくことで、日頃の活動に一層力を注ぐことができます。
4月17日には、コミスクの安全サポート部会メンバーによる学校敷地内点検を行っていただきました。通常毎月1回教職員が敷地内の点検を行っていますが、地域の方の視点も加えたWチェックを行うことで、より子どもたちの安全安心につながると考えました。校庭の野球ネットの破断箇所、校舎内の状況を隈なく確認いただきました。
コロナ禍も5類に移行し、今年はこれまで実施が難しかった学校行事などを本来の姿に戻したいと考えています。鈴木校長は「全校で宮戸地区にあるオルレコースを散策する遠足行事なども計画しているところです。授業においてもペア・グループ学習なども上手に活用し、相互に学び合える環境を維持しながら、思いやりのある子どもたちを育てていきます」と語っていました。
鈴木智(さとし)校長
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