夏はやっぱり海水浴

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◆本市が誇る2大海水浴場
東日本大震災で被災し、昨年12年ぶりに復活を遂げた本市の「野蒜海水浴場」。そしてコロナ禍で3年ぶりの開設となった「月浜海水浴場」は、いずれも多くの遊泳客でにぎわいを見せていました。今年はコロナが5類に移行されたこともあり、一層活気に溢れた光景になりそうです。
今年度の野蒜海水浴場は、7月14日から8月20日までの38日間の開設となります。開設者は、昨年同様に(株)東松島観光物産公社(小山修社長=副市長)。遊泳時間は、9時から15時となります。
野蒜海水浴場は、震災前の平成22年に4万8千人が訪れるなど県内でも屈指の人気を誇っていました。震災の津波で海水浴場としての機能も失われましたが、防潮堤と高盛土道路の一体整備が完了し、昨年度の海水浴場再開となりました。
遊泳エリアは海岸西側の砂浜150メートル、海岸から30メートル沖合までの距離を区域に設定しています。監視台を設けて、遊泳区画にはロープや浮きを設置しています。市内外からボランティアによる海岸清掃も盛んに行われており、多くの善意が楽しい海水浴を支えています。野蒜海水浴場は初日の7月14日に、現地で安全祈願祭と海開き式を計画しています。利用者の安全を神事で祈願し、盛況を祈念してテープカットも行う予定です。
また、野蒜海水浴場の開設から1週間後には、月浜海水浴場の利用も可能になります。開設期間は、7月21日から8月20日までで、月浜自治会(小野重美(おのしげみ)自治会長)が管理運営にあたります。遊泳時間は9時から15時で、近隣駐車場にはおよそ300台駐車可能です。こちらも7月21日の初日に安全祈願祭と海開き式を予定しています。穏やかな波と景観で人気を集める月浜地区は、コロナ禍以前の平成30年はおよそ2万3千人の利用がありましたが、昨年は9618人に留まりました。今年は多くの家族連れで賑わう姿が戻ってくることが期待されます。

▽野蒜海水浴場　海開き式および安全祈願祭　7月14日(金)
開設期間：7月14日(金)～8月20日(日)　　
遊泳時間：9時～15時
開設者：株式会社東松島観光物産公社
駐車場：328台

問合せ：株式会社東松島観光物産公社　
【電話】86-1511

▽月浜海水浴場　海開き式および安全祈願祭　7月21日(金)　
開設期間：7月21日(金)～8月20日(日)　　
遊泳時間：9時～15時
駐車場：約300台　　
管理運営：月浜自治会(自治会長：小野重美)

問合せ：東松島市商工観光課　
【電話】内線2164・2165